07 車両整備のプロフェッショナルになろう!
「東急電鉄」は、「毎日大勢の人を乗せて走る電車はどうやってメンテナンスしているんだろう?」という子どもたちの疑問に答えるため、年間約300車両の検査・整備を行っている長津田車両工場で、見学会を開催しました。整備士の説明に真剣に聞き入り、点検作業が行われている本物の車両を前に子どもたちの目は輝いていました。
- 日時
- 2025年11月3日(月・祝)14:00~16:00
- 会場
- 東急電鉄 長津田車両工場
- 最寄駅
- こどもの国線恩田駅
- 主な内容
- 車両整備体験
- 募集人数
- 10組20名(小学校全学年対象)
吊り上げられた車両を見上げ、そのスケール感に大興奮!
吊り上げられた車両を見上げ、そのスケール感に大興奮!
最初に会議室へ案内された子どもたちは、一人ずつヘルメットを渡されてワクワクしている様子。大きなスクリーンで車両整備のサイクルや点検ポイントの説明を受け、基本的なことを学んだら、3班に分かれていよいよ工場内へ入ります。
奥に進むと、そこには専用の台に載せられた東急電鉄の車両がズラリ。そこに合図のサイレンが鳴り、上部から大きなクレーンが降りてきました。スタッフたちが1台の車両にしっかり固定すると、安全確認の合図の後、30トンの巨大な車両がゆっくり上昇していきます。子どもたちは、普段見ることのできない車両の底を見上げながら大興奮。各班のスタッフからの説明に、真剣な表情で聞き入っていました。
2トンの台車押しと、パンタグラフの昇降にチャレンジ!
続いて、車輪やブレーキ装置が取り付けられた台車について学びます。台車の重さは、車輪以外の装置を取り外した状態で約2トンもあるそう。そしてその台車を、今度は実際に押してみることに。子どもたちは「動かせるかな?」と心配そうでしたが、力を合わせて押すと、スタッフのブレーキ操作に合わせて少しずつ前へ進みました。
次に訪れたのが、パンタグラフのコーナーです。架線から電気を取り込んで走る仕組みを教わり、実際にパンタグラフを上げ下げしたり、部品に触れてみたり、子どもたちは興味津々の様子。なぜ「電車」と呼ぶのかを理解した子どもたちは、車両の屋根部分を学べる貴重な体験に満足気な様子でした。
普段は見られない場所を見学後、いよいよ憧れの運転席へ
そして子どもたちは高所作業車に乗り、整備中の車両内部へ。むきだしになっているエアコンや、ドア上のモニター画面の整備状況を見学したら、次はいよいよお待ちかねの運転席ブースへ入ります。実際に運転席に座り、スピードを調整する制御器やアナウンス用マイクを操作しながら、気分はもう運転士! スタッフへ次々に質問するなど、子どもたちは大喜びでした。
体験を終えて工場から戻ってくると、一人一人に車両整備体験の認定証が手渡されました。「いつか整備士として一緒に働けたらいいね」というスタッフの言葉に、子どもたちは笑顔で応えます。電車に関わる仕事への興味が、さらに大きく広がったようでした。
参加してくれた
子どもたちの声
参加してくれた
ご家族の声
担当者の声
今回は「なぜ電車は動くのか」ということを、整備の視点から知ってもらいたいとの思いから企画しました。電気を受け取るパンタグラフ、車両を支える台車、全ての機器を制御する運転席、それらをしっかり整備することが安全な運行につながるということを体感してもらえたと思います。中でも30トンクレーンが吊り上げた車両の底を見上げて、瞳をキラキラさせていた子どもたちの様子が印象的でしたね。
今回の体験で車両整備の大切さを学び、ゆくゆくは機械整備が楽しいと思える、そんな人材に育ってくれたらと願っています。
(東急電鉄 長津田車両工場 整備区 助役 伊藤)