21世紀における東急グループの価値基準と進むべき道すじ
「東急グループ理念体系」は、東急グループが社会の一員として重要な役割を担い、さらに発展し続けていくために、グループ運営の基本的な価値基準を明確にし、東急グループが進むべき道すじを定めたもので、「グループ理念」と「グループスローガン」から成っています。
21世紀における東急グループの価値基準として掲げたのが「美しさ」です。
この「美しさ」を根本に据え、東急グループのありようを定めたものが「グループ理念」です。この理念は、東急グループは、洗練され、質が高く、健康的で、人の心を打つ「美しい生活環境の創造」を自らの事業目的とし、優しさと思いやりにあふれた「調和のある社会」の中で、一人ひとりが自分らしく生き、幸せを実感できるよう役立っていくことを表明する「存在理念」、これを実現するためにグループ各社の経営姿勢を表した「経営理念」、グループ社員一人ひとりの行動規範を表した「行動理念」から成り立っています。
そして、この理念を東急グループ内外に向け簡潔に表現したものが、グループスローガン「美しい時代へー東急グループ」です。このスローガンには、東急グループが、自ら美しくあり続ける覚悟と、美しい生活環境を創る先駆者になる決意が込められています。
また、「東急グループ理念体系」全体に流れる「美しさ」とは、単に形が整っていて綺麗だという意味ではなく、人、社会、自然が調和した中で、国を超え、世代を超え、一人ひとりの心に深い感動を呼び起こす、精神的で本質的なものを意図しています。