21 建設のための研究をたのしく体験しよう!
オフィスビル、商業施設、住宅、鉄道などの建設を手がける「東急建設」。最先端技術の実証実験などを行っている同社の技術研究所で、施設の見学会と建築技術を体験するプログラムが開催されました。普段は入ることのできない施設の見学や、建設現場で活用されているドローンの体験を通じて、同社の技術力と建物づくりの基本を知ってもらう機会となりました。
- 日時
- 2025年11月29日(土)14:00~17:00
- 会場
- 東急建設 技術研究所
- 最寄駅
- 京王相模原線、JR横浜線・相模線橋本駅
- 主な内容
- 技術研究所見学&体験
- 募集人数
- 10組20名(小学校4~6年生対象)
「液状化現象」についての知識を、体験と実験で身に付けよう!
「液状化現象」についての知識を、体験と実験で身に付けよう!
「液状化現象」とは、地震の揺れで砂地盤が地下水でドロドロになること。子どもたちは会議室で液状化について学んだ後、体験&実験コーナーへ移動します。
体験コーナーには、水を含んだ砂を揺らす装置があり、その上に立った子どもたちは少し緊張した様子。やがて足下のバイブレーターが作動し揺れ始めると、砂がドロドロになって足が沈み始め、子どもたちは声を上げて驚いていました。
続いて実験コーナーへ移ると、そこには水を含んだ砂が入った容器が。子どもたちは建物の土台となる「べた基礎」「布基礎」「杭基礎」を取り付けたビルの模型を砂に差し込み、スタッフが容器を揺らすと「杭基礎」の建物だけが倒れませんでした。杭を硬い地盤まで打てば液状化の被害が抑えられることを、この実験で学びました。
建物づくりに欠かせない実験室での体験に、ワクワクが止まらない!
続いて子どもたちは、研究施設の見学へ。「人工気象室」で日本の最高気温の環境を体感した後、サーモカメラにより自身の体温が色で表示されると、刻々と変わる色の変化に子どもたちは興味津々でした。
次に「音響実験棟」へ移動。最初に訪れたのが、まるで宇宙船の中のような「大型残響室」です。スタッフが風船を割ると、幾重にも増幅して響く破裂音に子どもたちはビックリ。次の「無響室」では、同じ風船をスタッフが割っても、ポスッという音のみですぐ静寂に。音環境の違いを実感し、子どもたちは建物づくりの面白さに引き込まれたようでした。
実際にドローンの操縦を体験、みるみる上手になったね!
そして子どもたちは屋外へ移動し、いよいよドローンが並ぶエリアへ。業務用ドローンが建設現場でどう使われるのかビデオで学んだら、実際に大型ドローンを持ち上げその重さに驚いたり、空撮の様子を体験したり、子どもたちは大喜び。空から全員の集合写真を撮影してもらい、保護者の皆さんも手を振って楽しそうでした。
最後は室内で、小型ドローンの操縦にチャレンジです。最初は四苦八苦していましたが、子どもたちはすぐ操縦に慣れ、10メートルほど先のカゴに小型ドローンを着陸させるゲームでは、誰もが何往復もさせていました。今日のいろんな経験で、子どもたちは建物づくりへの興味がより一層高まったようでした。
参加してくれた
子どもたちの声
参加してくれた
ご家族の声
担当者の声
わが国では最近大きな地震があり、液状化の被害が確認されたケースもありましたので、今回は液状化対策を含め、最新技術が取り入れられた建設事情を子どもたちに分かりやすく伝えることを意図しました。音響室やドローンなどの体験を、みんな喜んでくれていたのがうれしかったですし、こうした技術研究が自分たちの生活にも役立っているのだということをしっかり伝えられたと思います。参加してくれた子どもたちが建設業界に興味を抱き、ゆくゆくはより良い建物づくりを目指してくれるよう願っています。
(東急建設 技術研究所 建築基盤技術研究部 地盤・基礎グループ 宮澤)