第17回とうきゅうキッズプログラム

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プログラミングの基礎を学ぼう!

東京都市大学

東京都市大学」をはじめとして、付属の幼稚園から、小・中・高等学校で形成される「都市大グループ」は、学園全体の総合力を生かし、未来志向の人材育成に取り組んでいます。今回は、さまざまなプログラミングの基礎となるC言語を学ぶプログラムを開催しました。知識豊富な大学生による優しい指導で、楽しみながら、プログラミングの基礎を学ぶことができました。

プログラミングの基礎を学ぼう!
日時
2024年12月14日(土) 13:00~15:00
会場
東京都市大学 世田谷キャンパス
最寄駅
大井町線尾山台駅
主な内容
プログラミング体験
募集人数
20組40名(小学校4~6年生のみ対象)

まずは「プログラミングとは何か」から学ぼう

まずは「プログラミングとは何か」から学ぼう

まずは「プログラミングとは何か」から学ぼう

会場に集まった子どもたちは、始まる前から1人1台ずつ用意されたパソコンを前にワクワクした様子。指導にあたるのは、東京都市大学 情報工学部 情報科学科の現役大学生の皆さんです。知識豊富な学生スタッフがマンツーマンで指導に付き、いよいよ学びのスタートです!

まず画面に映し出されたのは「プログラミングとは何か?」という問いかけです。コンピューターは言われたことしかできません。それを動かすには、実行してほしい「処理」と、行動を選択する「分岐」を組み合わせたフローチャートという設計図が必要になります。そこにコンピューターが理解できる言語で指示することがプログラミングであり、基本的な言語の一つが「C言語」だと子どもたちは教わりました。

プログラミングのやり方が分かると、どんどん面白くなってくる!

さあ、いよいよプログラミングに挑戦
簡単なフローチャートを作り

さあ、いよいよプログラミングに挑戦です。コンピューターに文字を表示させるには、コード(命令)を書かなければなりません。子どもたちは学生スタッフの指導を受けながら、まず「*(アスタリスク)」を表示させるやり方を学びました。

「*」を表示できるようになると、次に簡単なフローチャートを作ります。今回は1行につき「*」が行数以下だと表示し続ける指示をプログラミングしていきます。学生スタッフが分かりやすく指導し、 「*」が1つだとずっと1行目にあり、2つ打つと自動で2行目に2つ表示し続け、 3つ打つと自動で3行目に3つ表示し続けるようになりました。

わずか2時間で、三角形の描画ができるまでになったよ!

わずか2時間で、三角形の描画ができるまでになったよ!
学生スタッフから「未来のプログラマー認定証」が手渡され、本日のプログラミング教室は終了

次は「*」を使って三角形の表示に挑戦です。最初にトライするのは直角三角形。まず直角の位置が左下にくる三角形、そのやり方を応用して、今度は右下に直角がくる三角形を。その二つができたら、いよいよ正三角形づくりに進みます。あちこちから「やったー!」という声が上がり、子どもたちは満面の笑顔で画面に見入っていました。

最後に学生スタッフから「未来のプログラマー認定証」が手渡され、本日のプログラミング教室は終了です。C言語を用いた本格的なプログラミングの面白さに魅了された子どもたちは「将来の夢」を見つけられたかもしれません。

参加してくれた
子どもたちの声

いろいろなプログラミングの基礎が楽しく学べました。どうしてそういうプログラムになるのか理由が分かり、気持ちよかったです。(小学校4年生 男の子)
初めてコードで入力したりして、プラグラマーみたいでワクワクした!(小学校5年生 女の子)

参加してくれた
ご家族の声

内容としては少し難易度が高く感じましたが、講師の学生さんに親身になって対応いただけてありがたかったです。
講師をしてくれた学生さんが柔軟に対応してくださり、とても親切でした。

担当者の声

東京都市大学 学事・地域連携課 諸星/写真中央

プログラミングは難しい、というイメージを子どもたちは抱くと思うので、ビジュアル的な楽しさがあればスムーズに取り組めると考え企画を練りました(学部生 小山/写真左)。子どもたちにとっては簡単ではない課題でしたが、2時間を通して予想以上に集中して取り組んでくれました(学部生 齊藤/写真右)。昨年は10組で実施し今年は20組に倍増したのですが、それをはるかに上回る応募がありました。今はプログラミング教育が小学校でも行われていますので、社会的にも関心が高まっています。これを機会に本学への関心も高めてもらえたらうれしいですね。
(東京都市大学 学事・地域連携課 諸星/写真中央)