14 運転士さんのお仕事を体験しよう!
「東急電鉄」は、運転士さんのさまざまなお仕事を体験するプログラムを元住吉電車区で開催しました。普段は通れない乗務員専用通路を歩いてみたり、臨時列車の乗車、アナウンスを体験し、運転士さんの業務を楽しく学ぶ機会になったようです。

- 日時
- 2024年11月17日(日) ①9:00~12:00 ②13:00~16:00
- 会場
- 元住吉電車区
- 最寄駅
- 東横線・目黒線元住吉駅
- 主な内容
- 鉄道業務体験
- 募集人数
- 各回10組20名(小学校3~6年生のみ対象)
まずは運転士のお仕事や元住吉電車区について教えてもらおう!

まずは運転士のお仕事や元住吉電車区について教えてもらおう!
東急電鉄の車両基地・元住吉電車区に集合した子どもたち。本日は“運転士見習い”となって、運転士のお仕事に挑戦します。帽子と名札を身に着けたら、まずは運転士のお仕事や元住吉電車区について学びます。東急電鉄の運転士になるためには、駅員や車掌として働いた後、養成所で勉強し、国家試験を受ける必要があると知った子どもたち。その長い道のりに少し驚いた様子でした。
次は事務所に向かい、運転前の点呼を受けます。敬礼のやり方を教わったら、皆で一列に並んで「気をつけ!」「敬礼!」 。子どもは引き締まった表情で、元気いっぱい出勤前のあいさつをすることができました。
憧れの運転台に座り、本物の装置を使って運転操作を体験しよう!


続いて子どもたちは車庫に向かい、本日の体験のために用意された臨時列車に乗り込み、一人ずつ電車の運転台へ! 本物の運転席に座り、運転士の操作を体験します。まずは扉の開閉にトライ。次にドキドキしながら車内アナウンスに挑戦。アナウンスを終えると、車内にいる保護者から大きな拍手が上がっていました。さらに電車の速度を制御するマスコンハンドルの操作も体験でき、子どもたちは大満足の様子でした。
運転士体験を終えると、皆が乗っている臨時列車が渋谷駅に向かって出発。行きの車内では、東横線に関するクイズに挑戦しながら、電車の知識を増やすことができました。
運転士が持ち歩くアイテムや「非常ボタン」についても学ぼう!


帰りの車内では、運転士が普段持ち歩くかばんの中に入っているアイテムについて教えてもらった他、地震などの災害時に表示される案内板やアナウンスも聞かせてもらいました。さらに、車内に設置された「非常ボタン」を押し、運転士と会話をする体験も。緊急時にはちゅうちょなく押して、状況を伝えることの大切さを学びました。
電車や運転にまつわる知識がより一層深まった頃、電車は元住吉電車区に到着。最後に、一人ずつ「未来の運転士さん」と書かれた認定証を受け取った子どもたち。憧れの運転士のお仕事を体験したことで、将来の夢が大きく膨らんだようです。
参加してくれた
子どもたちの声
参加してくれた
ご家族の声
担当者の声

今回はお子さまに電車の運転席に座っていただきました。小さいうちから本物に触れることが大事だと私たちは考えていて、ぜひそうした体験を提供したいと、企画しました。英語で車内アナウンスする子が出てくるなど、こちらの予想を上回る反応もあり、われわれも大いに楽しませていただきました。何より皆さんが笑顔で体験してくれているのがうれしかったですね。本日の体験が、将来の夢へと踏み出す一歩につながればと願っています。
(東急電鉄 元住吉電車区 運転士兼車掌 松本)