第17回とうきゅうキッズプログラム

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車掌さん・運転士さんのお仕事を体験しよう!

東急電鉄

東急電鉄」は、鉄道の運行を支えているさまざまなお仕事を体験するプログラムをこどもの国線で開催しました。車内でのアナウンスや、電車のドア開閉操作などを現場で体験し、車掌さん、運転士さん、それぞれの業務を楽しく学ぶ機会になったようです。

車掌さん・運転士さんのお仕事を体験しよう!
日時
2024年12月22日(日)9:00~13:00
会場
長津田電車区・長津田車掌区
最寄駅
田園都市線・こどもの国線長津田駅
主な内容
鉄道業務体験
募集人数
15組30名(小学校3~6年生のみ対象)

大きな声であいさつ唱和と敬礼の練習をして、業務体験へ

大きな声であいさつ唱和と敬礼の練習をして、業務体験へ

大きな声であいさつ唱和と敬礼の練習をして、業務体験へ

今回のプログラムは、長津田電車区と長津田車掌区が共同で実施しています。研修室に集まった子どもたちは、まず厚紙で精密に作られた制帽を手渡され、大はしゃぎ。これから体験する車掌さんと運転士さんのお仕事に、どんどん期待が高まります。

開会式で本物の車掌さんと運転士さんから最初に教わったのは、点呼や敬礼の仕方。お手本に合わせ子どもたちは実際に声を出し、敬礼の練習をして、早くも東急電鉄の一員になれたようです。レクチャーが終わったら、いよいよ現場体験へ。「秘密の通路を通っていくよ」の声に、子どもたちは「早く行こうよ!」と待ちきれない様子でした。

憧れの運転席に座り、レバーを握って、気分は運転士!

ドアの操作体験。ボタンをプッシュして全車両のドアを開け閉めします。
目をキラキラさせながら運転業務を体験!

今は使われていない連絡通路を抜けた先は、「こどもの国線」のホームでした。子どもたちは2班に分かれ、貸し切りの2両編成車両に乗り込み、まずはドアの操作体験から。ボタンの押し方を教えてもらい、小窓から安全を確認した後、ボタンをプッシュして全車両のドアを開け閉めします。思っていた以上に押す力が必要なことに、子どもたちは少々驚いたようでした。

続いて運転席に座ります。本物の制帽にかぶり直してマスコンハンドルを握った子どもたちは大興奮。機器の説明を興味深く聞いた後は「出発進行!」と元気な声で、目をキラキラさせながら運転業務を体験していました。

車掌さんと同じようにアナウンスでき、乗務員への夢が広がりました

実際に走行している車両の乗務員室前からアナウンスを体験。気分はまさに本物の車掌さん。
「未来の乗務員さん」と書かれた認定証とお土産が手渡され、記念写真を撮影。

今度は車内放送にトライします。実際に走行している車両の乗務員室前からアナウンスを体験。気分はまさに本物の車掌さんです。ちょっぴり緊張した声が車両内に響き渡ると、それを聞いていた他の子どもたちから大きな拍手が巻き起こりました。待機時間には電車にまつわるクイズ大会が開催され、子どもたちは楽しみながら電車の知識を増やせたようです。

最後は再び研修室に戻り、一人一人に「未来の乗務員さん」と書かれた認定証とお土産が手渡され、4人ずつ記念写真を撮影して本日のプログラムは終了です。最初に渡された厚紙の制帽もプレゼントされ、子どもたちは大喜びでした。

参加してくれた
子どもたちの声

知識では知っていたことを実際に体験できました。アナウンスしたり、緊張もしたけれどもそれが楽しかった!(小学校5年生 男の子)
普段入れないところに入れたり、電車のいろいろなことを知ることができてとても楽しかったです。(小学校5年生 女の子)

参加してくれた
ご家族の声

車掌区、電車区の従業員の方々の子どもたちへの大変あたたかいもてなしに感動しました。素晴らしいイベントを今後も続けていだだきたいです。
実際の運転士や車掌の方といろいろ交流できると思っていなかったので、とても楽しい時間でした。仕事の裏側みたいなお話も楽しかったです。参加できてよかったです。

担当者の声

東急電鉄 長津田電車区 水谷、長津田車掌区 瀨戸

今回は6月から企画を立て始め、半年かけての実施となりました。限られたスタッフでどれだけ子どもたちに楽しんでもらえるかに注力したところ、想像以上にみんな喜んでくれていたように思います。子どもたちの中には私たちが知らない鉄道知識を有したお子さんもいて、驚かされましたね。われわれ乗務員はお客さまと直接接する機会が少ないので、今日の経験は私たち自身のスキルアップにもつながりました。10年後、15年後、今日手渡した認定証を持って東急電鉄に入社してくれる日を楽しみにしています。
(東急電鉄 長津田電車区 水谷、長津田車掌区 瀨戸)