第16回とうきゅうキッズプログラム

02
運転シミュレータや電車のドア開閉・車内放送などを体験しよう!

東急テクノシステム

東急テクノシステム」は、簡易型シミュレータによる運転体験や、東急電鉄の8500系教習車との記念撮影、鉄道模型を使用したITV装置の体験など、電車にまつわるさまざまな体験プログラムを開催しました。

日時
2023年11月3日(金・祝)10:00~12:00
会場
長津田工場
最寄駅
こどもの国線恩田駅
主な内容
運転士体験
募集人数
12組24名(小学校全学年対象)

シミュレータや模型を使ってお仕事を体験

真剣な表情で運転シミュレータに向かいます

シミュレータや模型を使ってお仕事を体験

ヘルメットをかぶり、3班に分かれた子どもたち。はじめに訪れたのは、運転シミュレータのコーナーです。実物そっくりの運転台に座り、CGで再現された東横線の運行を体験。駅の決められた位置に車両を停車させるのは、思いの外難しいものです。子どもたちはアドバイスを受けながら、マスコン(電車を運転するための制御器)を操作して正確な運転に挑戦しました。次は鉄道模型のコーナーへ。普段はホームに設置されているITVカメラ(監視カメラ)を使って模型の駅をモニターに映し、車掌さんがドアを開けたり閉めたりするときの安全確認を学びました。

本物の8500系車両を操作して大興奮!

運転席で操作を体験
説明に聞き入る子どもたち

続いて、8500系車両を使用した教習車へ移動しました。本物の車両に乗り込んだ子どもたちは、目を輝かせて思い思いの場所を見学します。運転席ではマスコンを動かしたり、マイクで車内放送を体験したり。ブレーキを操作すると「プシュー!」と大きな音が工場内に響き、子どもたちは大喜びです。車両の下では、主制御器のカバーを外し、普段は見られないたくさんのスイッチを見せてもらいました。整備のプロから前進と後進を切り替える仕組みの説明を受けると、真剣な表情で耳を傾ける子どもたち。教習車の前での記念撮影では、うれしそうな笑顔があふれました。

踏切遮断機での安全について学ぼう

遮断機の棒を押してみる子どもたち

建物の外では、実際に使われていた踏切遮断機を間近で観察。遮断機の棒をスイッチで操作する体験もできました。もし踏切に閉じ込められたときは「棒を押せば脱出できるよ」と教わり、勢いよく棒を押して試してみる子どもも。踏切についてのクイズや紙人形劇もあり、どうすれば安全に利用できるかを学びました。さらに、車両のモックアップでドアの開閉なども体験でき、子どもたちはみんな大満足の様子です。最後は一人一人に認定証が手渡され、本日の体験会は終了。鉄道のお仕事への関心がさらに高まり、将来への夢が膨らむ一日となったようです。

参加してくれた
子どもたちの声

鉄道について、自分の知らない電車の仕組みを知ったり、普段は触ることができないものにふれることができて面白かった。(小学5年生 男の子)
運転シミュレータ体験やマイクで車内放送ができたのが楽しかったです。ずっとやっていたかったです。(小学4年生 女の子)

参加してくれた
ご家族の声

とても充実した内容で、「もっとやりたい!」「楽しかった!」と大満足なプログラムでした。
普段お話ができないプロの方々のお話をじっくり聞くことができ、大人も楽しむことができました。

担当者の声

東急テクノシステム・担当者

運転士さんや車掌さんといった業務の体験を通じて、安全のための取り組みを知ってもらえるいい機会になればと思い開催しました。毎回、電車好きなお子さまの熱意を感じることができ、うれしく思います。子どもたちが実際の車両に触れ、工場の生き生きとした音に耳を傾ける様子は、私たちの仕事への大きな励みにもなっています。本日の体験が子どもたちのいい思い出となり、将来的にも価値あるものとなることを願っています。
(東急テクノシステム 交通事業本部 事業戦略部 統括課長 林)