第16回とうきゅうキッズプログラム

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映画の「生吹き替え」声優に挑戦しよう!

東急レクリエーション(第30回キネコ国際映画祭)

キネコ国際映画祭を運営サポートする「東急レクリエーション」は、映画祭の上映会場内で、子どもたちが声優として映画の「生吹き替え」を体験するプログラムを開催しました。声優のお仕事の魅力や、お芝居の楽しさに触れる貴重な体験になったようです。

映画の「生吹き替え」声優に挑戦しよう!
日時
2023年11月3日(金・祝)~5日(日)

会場
玉川高島屋S・C西館1F アレーナホール
最寄駅
田園都市線・大井町線二子玉川駅
主な内容
声優体験
募集人数
各日10組30名(小学校3~6年生のみ対象)

まずは声優の基本、“声出し”に挑戦してみよう!

声出しにチャレンジする子どもたち

まずは声優の基本、“声出し”に挑戦してみよう!

アレーナホールのサロンに集合した子どもたち。キネコ国際映画祭でアテレコ声優としてデビューする前に、声優の先生に教えてもらいながらリハーサル練習をします。まずは体操で体をほぐします。続いて、声優の基本となる “声出し”に挑戦。「もっと遠くに声を飛ばすことを意識してみて」とアドバイスをもらいながら繰り返すうちに、先生もびっくりするような大きな声を出せるようになりました。

すっかり緊張もほぐれたところで、今回アテレコに挑戦するアニメ映画を視聴します。目の前で吹き替えするプロの声優の生き生きとした台詞回しに聞き入りながら、子どもたちは自分が演じるときのイメージを膨らませているようでした。

キャラクターを演じながら、台詞回しにチャレンジ!

台詞回しに挑戦
台詞回しのポイントを教わります

自分が演じたい役を選んだら、台詞を台本でチェックし、台詞回しを練習します。「ちょっと大袈裟に感じるぐらい大きく演じないと、キャラクターの感情は伝わらないよ」「キャラクターの体の大きさもイメージしながらしゃべってみよう」など、ポイントを教わりながら何度も繰り返します。役のイメージがつかめてきたら、いよいよアテレコに挑戦。最初は、モニター上のキャラクターの動きに合わせられず、戸惑っていた子もいましたが、繰り返し練習するうちに、タイミングを合わせながら上手に台詞を言えるようになり、「これなら本番もばっちりだね」と先生も太鼓判を押すほど上達しました。

キネコ国際映画祭の上映会場で、映画の吹き替えを体験!

マイクの前に並ぶ子どもたち
いよいよ本番の時を迎えます

映画作品の上映時間が近づいてきました。子どもたちは上映会場に移動し、リハーサルに参加します。みんなで打ち合わせた順番でマイクの前に並び、台詞回しの最終チェックを終えたら、本番まで楽屋で待機します。
客席が満席となったところで、いよいよ上映開始。子どもたちは少し緊張した様子でしたが、映画が始まると表情が一変。各々のキャラクターになりきり、生き生きと吹き替えを楽しんでいました。上映が終わると、会場から盛大な拍手が送られました。声優の仕事やお芝居の魅力に気付いたことで、子どもたちの将来の夢も大きく膨らんだようです。

参加してくれた
子どもたちの声

プロの声優さんから優しくいろいろなことを教えてもらって、すごく楽しかったです。声優の仕事のやりがいを知り、さらに興味を持つことができました。(小学6年生 女の子)
ステージで声優の体験ができて、うれしかったです。いろいろなお友達と一緒に楽しく演じられました。(小学4年生 男の子)

参加してくれた
ご家族の声

当日会場に向かうまでは緊張した表情でしたが、練習を終えて本番を迎えると、見違えるような表情で演じていて感動しました。
めったにできない体験を、目を輝かせてイキイキと取り組んでいる姿を見てうれしくなりました。

担当者の声

東急レクリエーション・担当者

声優がスクリーン横に立ち、生の吹き替えをするというのが、キネコ国際映画祭の見どころの一つです。それを子どもたちにもぜひ、ステージで体験してほしいと思い、声優体験を企画しました。お子さまの成長ぶりには毎回驚かされています。はじめは恥ずかしそうにしているのですが、わずか数時間後には堂々とステージに立ち、しっかりとキャラクターを演じてらっしゃいます。今後も機会があれば、ぜひ声優体験の場を提供できればと思います。
(東急レクリエーション キネコ国際映画祭 エグゼクティブ・プロデューサー 福地)