第16回とうきゅうキッズプログラム

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建築家と夢のおうちをつくろう!

住まいと暮らしのコンシェルジュ(講師:建築家 寺崎悠真)

住まいと暮らしに関する無料相談窓口である「東急株式会社 住まいと暮らしのコンシェルジュ」は、「建築家と夢のおうちをつくろう!」を開催しました。いろいろな材料や道具を使って、夢のおうちのミニチュアづくりにチャレンジしました。子どもたちの創造力や独創性を引き出してくれたのは、建築家の寺崎悠真先生。子どもだけでなく、お父さん、お母さんもあらためて「家」について考える、有意義な時間になったようです。

建築家と夢のおうちをつくろう!
日時
①2023年11月23日(木・祝)10:00~12:00
②2023年12月3日(日)10:00~12:00
会場
住まいと暮らしのコンシェルジュ 東急百貨店たまプラーザ店
最寄駅
田園都市線たまプラーザ駅
主な内容
ミニチュアハウスづくり
募集人数
各回10組20名(小学校全学年対象)

おうちの設計や模型づくりの道具について学ぼう

先生の説明を聞く子どもたち

おうちの設計や模型づくりの道具について学ぼう

今日は建築家の寺崎悠真先生に教えてもらい、夢のおうちのミニチュア模型をつくります。はじめに寺崎先生から、おうちの模型や道具の使い方について説明がありました。建築のお仕事では、設計図だけでは分かりにくい部分を確認するために、おうちの模型がよく使われるのだそうです。子どもたちが今回つくるのは、実際の平面図と立面図をもとにした本格的な「一部二階建ての平屋」の模型です。「好きな壁紙を選んだり、余った材料で家具をつくったり、自由にアレンジしてね」という先生の言葉に、目を輝かせる子どもたち。おうちづくりのアイデアが、たくさん浮かんできたようです。

親子で理想のおうちづくりにチャレンジ!

カッターや金尺を使って慎重に作業
段々とおうちの形になっていきます

いよいよおうちの模型づくりに取り掛かります。まずは、1階の床になる平面図を台紙から切り出していきます。プロも使う鋭角な刃先のカッターを金尺に当て、ゆっくりと慎重に床を切り出していく子どもたち。「力を抜いて何回かに分けて切ると、やりやすいよ」と先生に教わり、みんな上手に切り出すことができました。外壁となる立面図を床に取り付けると、おうちの形が見えてきます。「木目調の壁紙を使って格好良くしてみよう」「家族で一緒にゆったり過ごせるお部屋がいいな」。子どもたちは、思い思いの発想で理想のおうちにアレンジします。部屋を仕切る壁を立てて、1階部分が完成しました。

自由なアイデアが詰まった夢のおうちが完成!

細かい作業も楽しみながら進めます
完成した模型を持って記念撮影

次は2階の床と階段を取り付けます。階段の小さなパーツが飛ばないように、息を凝らして作業する子どもたち。1階と2階が階段でつながったら、完成まではもう少しです。「星が見える天窓をつくりたい!」「寝室に緑のベッドを置こう」とあちこちからユニークなアイデアが飛び交い、子どもたちは時間をいっぱいに使って作業を続けます。最後に残りの外壁を取り付け、屋根を乗せて、夢のおうちの模型が完成!
できあがった作品は、どれも創意工夫に満ちた素敵なものばかり。完成後のおうちを満足げにのぞき込んだり、小さな人形を部屋に配置して記念撮影をしたり。親子で協力して、素敵な思い出ができたようです。

参加してくれた
子どもたちの声

分からないことがあっても優しく教えてくれて、楽しく家づくりをすることができました。(小学3年生 女の子)
いろいろな道具を使って自分だけのお家をデザインして実際につくってみるのが、楽しかったです。(小学1年生 女の子)

参加してくれた
ご家族の声

子どもと一緒に、こんなに一生懸命何かに取り組む機会が無かったため、親子の貴重な経験になりました。また参加したいです。
子どもの一生懸命取り組む姿を見て、大人も楽しみながら、精度の高い家づくりができました。家のつくりも良く分かり、親子で勉強になりました。

担当者の声

住まいと暮らしのコンシェルジュ・担当者

お子さまに建築家の仕事を体験してもらいたいと考え開催しました。やや難易度が高い工作だったかもしれませんが、小学校1年生のお子さまも安全にカッターを使用し、しっかりと工作ができたことは素晴らしいと思います。ぜひ家に帰ってからもう一度、寺崎先生に教わったことを思い出しながら、おうちの模型づくりに挑戦してほしいですね。そして、おうちや暮らしについて考える楽しさを学んでいただけたらうれしいです。
(住まいと暮らしのコンシェルジュ 東急百貨店たまプラーザ店 店長 川合)