14 プログラミングの基礎を学ぼう!
「東京都市大学」をはじめとして、付属の幼稚園から、小・中・高等学校で形成される「都市大グループ」は、学園全体の総合力を生かし、未来志向の人材育成に取り組んでいます。今回は、さまざまなプログラミングの基礎となるC言語を学ぶプログラムを開催しました。知識豊富な大学生による優しい指導で、楽しみながら、プログラミングの基礎を学ぶことができました。
- 日時
- 2023年11月19日(日) 10:00~12:00
- 会場
- 東京都市大学 二子玉川夢キャンパス
- 最寄駅
- 田園都市線・大井町線二子玉川駅
- 主な内容
- プログラミング体験
- 募集人数
- 10組20名(小学校4~6年生のみ対象)
そもそもプログラミングって何? 基礎知識から学んでいこう
そもそもプログラミングって何? 基礎知識から学んでいこう
会場に集まった子どもたちは、東京都市大学 情報工学部 情報科学科の学生スタッフの指導により、プログラミングの基礎を教わります。
まずは「プログラミングとは何か」を学びます。プログラミングとは、コンピュータに、いろいろな動作を行わせるために、まとまった処理手順を作成して、与えること。そのためには、実行してほしいこと(処理)と、条件によって枝分かれする選択肢(分岐)を組み合わせた設計図(フローチャート)を作る必要があります。この設計図をもとにコンピュータに指示を出すためには、コンピュータが理解できる言葉に翻訳する必要があり、最も基本的な言語の一つが「C言語」だと教わりました。
C言語を使ったプログラミングにチャレンジ!
次は、C言語を使ったプログラミング体験です。まず子どもたちが挑戦するのは、好きな文字をコンピュータに表示させる命令文(コード)を書くこと。見慣れない記号や文字がたくさん並び、初めはコードを打ち込むのに四苦八苦。学生スタッフのアドバイスを受けながらプログラミングを進めることで、みんな無事に、思い思いの文字を表示させることに成功しました。
続いて、( )や数式が並ぶ複雑な命令文(構文)を使って、任意の文字列を繰り返し表示させることに挑戦します。指示通りに文字列が繰り返し表示されると、「やった!できた!」と喜ぶ声が会場のあちこちから湧き上がりました。
「*」記号を使って、三角形を描画してみよう!
次に子どもたちが体験したのは、「*(アスタリスク)」の記号を複数使って直角三角形を表示させること。学生スタッフが作成してくれた設計図(フローチャート)をもとに、ここまで習ってきた命令文などを駆使して、プログラミングに挑みます。学生スタッフに助言してもらいながら、難しい算術の表現にも挑戦する子どもたち。試行錯誤の末、直角三角形を表示できた子の表情には、「やり遂げた!」という達成感が満ちあふれていました。
最後に、学生スタッフから「未来のプログラマー」の認定証を手渡してもらった子どもたち。プログラミングへの興味と将来の夢が大きく膨らむ体験となったようです。
参加してくれた
子どもたちの声
参加してくれた
ご家族の声
担当者の声
本日の内容は、難しいように思ったのですが、このコースを選んで来てくださっていることもあり、こちらが感じているほど、抵抗感を感じていないようでした。お子さまがどんどんタスクをクリアしていることが印象的でした。2020年からプログラミング教育が学習指導要領の中で始まっていることもあり、子どもたちの前提知識や意識が、我々の想像よりも高いことを感じました。
(東京都市大学 学事部 地域連携課 諸星)