第16回とうきゅうキッズプログラム

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ミニチュアの街づくりに挑戦しよう!

世紀東急工業

地域の暮らしを支える道路をはじめとしたインフラ事業に取り組む「世紀東急工業」が道路づくり体験や、ミニチュアの模型を使って、子どもたちが考えた街を自由に工作するプログラムを開催しました。自分の好きな標識や信号機のミニチュアを配置して、思い思いの街づくりを体験しました。

ミニチュアの街づくりに挑戦しよう!
日時
2023年11月19日(日) 13:00~15:00
会場
世紀東急工業株式会社 東京支店多摩営業所
最寄駅
JR中央線日野駅
主な内容
道路舗装工事の模擬体験による「街づくり」
募集人数
5組10名(小学校1~3年生対象)
アスファルトを固める作業

本物のアスファルトづくりにチャレンジしよう!

道路の舗装に欠かせないアスファルト。子どもたちは、まず、アスファルトが石油の仲間だということや、石や砂を接着して固める役割があることを学びました。続いて作業服に着替え、「本物の道路づくりキット」に取り掛かります。
今回用意されたのは、世紀東急工業が自社開発した『水だけで固まるアスファルト』。子どもたちはトレイにアスファルトの材料を敷き、水を加えて押し固め、さらに材料と水を加え、仕上げにゴム板を乗せ、親子で踏み固めてカチカチにしていきます。防塵メガネや手袋を着用しているので、少々汚れてもお構いなし。子どもたちは息を弾ませ、楽しそうにガシガシとアスファルトを固めていきました。

でっかい「働くクルマ」に乗り込んで、気分は重機オペレーター!

重機の運転席に座ってにっこり
スタッフに操作方法を質問

ある程度アスファルトが固まるまで、30分ほどかかります。その時間を利用し、子どもたちは近くの工事現場に向かい、今度はヘルメットをかぶって普段は乗ることのできない「働くクルマ」と触れ合いました。
アスファルトを舗装するロードローラー、土砂を掘る大型の油圧ショベルカーなど、実車の運転席に座った子どもたちは大はしゃぎ! 「こんなに視線が高いとは思わなかった」と、初めて着座する無骨でかっこいい重機にくぎ付けの様子。親子で乗り込み、写真を撮ったり、スタッフに操作方法を質問したり、あっという間に時間が過ぎていきました。

自分らしい「ミニチュアの街づくり」ができたかな?

いよいよミニチュアの街づくりに挑戦
思い思いにつくった街が完成

子どもたちが会場に戻ると、トレイに入れられたアスファルトはしっかり固まっていました。ここからはいよいよミニチュアの街づくりに挑戦です。センターラインを引いたり、道路標識を立てたり、子どもたちは夢中で思い思いの工作に取り組みます。なにしろ土台は本物のアスファルトですから、その仕上がりは驚くほどリアル。子どもたちは互いの街を披露し合いながら、親睦を深めたようでした。
これから工事現場の近くを通る時、きっと子どもたちは今日の経験を思い出し、道路工事を通して街づくりを支えていく仕事に思いを巡らせることでしょう。

参加してくれた
子どもたちの声

道路をどうやってつくっているのか、とても興味があったので、色々なことを学べて楽しかったです。(小学1年生 男の子)
初めて体験することだらけでワクワクしました。道路をつくる体験がとても楽しかったです。(小学3年生 女の子)

参加してくれた
ご家族の声

もともと、とても興味のある重機に実際に乗ることができ、大変喜んでおりました。貴重な体験をありがとうございます。
普段の生活では絶対に体験できないプログラム内容で、大人も楽しく満喫できる内容でした。大人自身も道路のこと、仕事のことについて考えさせられる良いプログラムでした。

担当者の声

世紀東急工業・担当者

実際に本物のアスファルトを水で固めているとき、その化学反応を体感した子どもたちが「おもしろいね」と言っているのを聞き、私もうれしくなりました。また重機に親子で乗るなど、今回のプログラムを通じて親と子の絆づくりにも一役買えたかと思います。 
参加してくれた子どもたちには、今日の体験を通じて「道路工事は自分たちの生活を支えてくれている仕事」だということを理解し、仕事を通じた社会貢献に興味を持ってもらえたらうれしいですね。
(世紀東急工業 秘書広報グループ 板垣)