第16回とうきゅうキッズプログラム

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広告ポスターをかっこよくデザインしよう!

東急エージェンシー

広告会社の「東急エージェンシー」は、子どもたちが自らポスターをデザイン・制作するプログラムを開催しました。会場は、東急エージェンシー本社。テレビコマーシャルや駅・電車内のポスターなど、さまざまな広告を手掛けるプロのクリエイターのアドバイスを受けながら、“子どもデザイナー”は斬新なアイデアで、立派なポスターを作りあげました。

広告ポスターをかっこよくデザインしよう!
日時
2023年11月18日(土)13:30~16:30
会場
東急エージェンシー本社
最寄駅
東京メトロ銀座線虎ノ門駅、千代田線霞ケ関駅
主な内容
ポスター制作教室
募集人数
8組16名(小学校4~6年生のみ対象)
先生の話に聞き入る子どもたち

『動物のことば翻訳機』を知ってもらう広告ポスターを作ろう!

今回子どもたちが手掛ける広告ポスターのテーマは『動物のことば翻訳機』。この商品をどうやって広めていくか、取り掛かる前にコピーライターの先生から広告作りについてのお話がありました。
広告とは「広く」「告げる」こと。まず自分の感覚で商品の魅力や特徴を整理し、次に本当に伝えたいことを絞った上で、キャッチフレーズやデザインに置き換えて広く告げていくことを学びました。広告作りのコツを先生から教えてもらった子どもたちは、いよいよ『動物のことば翻訳機』の広告ポスター作りに取りかかります。

翻訳機の魅力をビジュアルとキャッチコピーでアピール!

アイデアを紙に書き出します
イメージを絵で表現

まずは『動物のことば翻訳機』のどこをアピールしたいか、何がすてきだと思うのか、親子で話し合いながら紙に書き出していきます。プロのデザイナーやコピーライターのアドバイスを受けたことで、「動物たちと一緒にゲームができるよね」などなど、子どもたちが考える翻訳機の魅力が次々とあふれ出しました。
伝えたいことが絞り込めたら、続いて具体的なポスター作りへ。今回は子どもたちがデザイナーになり注目を引くビジュアルを作り、お父さんやお母さんがコピーライターになって魅力を伝えるキャッチフレーズを考えます。子どもたちは、マーカーや色鉛筆の扱いならお手のもの。親子でイメージを固めながら、みるみる楽しい絵が仕上がっていきました。

デジタル処理で最後の仕上げ。プロの技をチームで体験!

仕上げに向けてラストスパート
できあがった作品に感激

会場にはスキャナーが用意されていて、出来上がったデザイン画が順にパソコンへ取り込まれます。ここから先はプロのデザイナーとチームになって、いよいよ最後の仕上げへ。文字に影を加えたり、背景を着色したり、次々と子どもたちからアイデアが出てきます。デジタルで処理されていく自分たちの作品を見て「うわっ、すごい!」とあちこちから驚く声が聞こえ、キラキラと目を輝かせる子どもたち。完成した広告ポスターは額縁にセットされ、先生から作品の講評と共に子どもたちへ手渡されました。
プロの先生との共同作業は、きっといつまでも心に残るはず。先生たちが手掛けた絵本や冊子をお土産にもらい、子どもたちはとてもうれしそうでした。

参加してくれた
子どもたちの声

自分で絵を描きながらポスターを作るのがとても楽しかったです。分かりやすく教えてもらったので、最後までやり遂げられました。(小学5年生 男の子)
ポスターを一から自分で考えて作りあげるのが、ワクワク楽しかったです。優しく教えてもらえました。(小学4年生 女の子)

参加してくれた
ご家族の声

ポスターを制作する過程が良く分かり、子どもにとって非常に貴重な体験になったと思います。
親子で楽しくポスター作りをすることができました。作成手順など、詳しい説明とアドバイスがあり、充実した時間でした。

担当者の声

東急エージェンシー・担当者

4年ぶりに皆さんが楽しそうに広告ポスターを作っている様子を見て、このイベントの意義をあらためて感じることができました。当社のクリエイターたちも、お子さまたちとコミュニケーションを図るうちに懸命に考える様子に影響を受けて、彼ら自身も楽しみながらサポートしていたようです。今回参加されたお子さまたちには、考え抜いた言葉やビジュアルならば、人や心を動かせることに気づいてもらえたかと思います。今日の体験で、たくさんの要素から考え抜いて一つに集約していく、そんな広告のお仕事に興味を持ってもらえたらうれしいですね。
(東急エージェンシー 広報部 スーパーバイザー 上條)