第16回とうきゅうキッズプログラム

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でっかいバスの運転士になろう!

東急バス(協力:株式会社東急トランセ)

東急バス」は、一般路線バスの他にも、空港連絡バスや高速バス、東京ディズニーリゾート®への直行バス、観光バスなど、お客さまのさまざまな生活シーンでご利用いただけるサービスを展開しています。その東急バス高津営業所で、バス運転士の仕事や交通安全について学びました。本物のバスを使った訓練や説明に、子どもたちはワクワクし通しでした。

でっかいバスの運転士になろう!
日時
2023年11月18日(土)10:00~12:00
会場
東急バス 高津営業所
最寄駅
田園都市線二子新地駅または高津駅
主な内容
バス営業所見学
募集人数
5組10名(小学校全学年対象)
名札・制帽・制服をしっかり着用

バス運転士の制服を着て、まずは安全運転の大切さを学ぼう!

二子玉川駅に集合した子どもたちは、送迎バスに乗り、東急バス高津営業所へ。到着すると、運転士が運転や安全について学ぶ教室(教育センター)で、一人ずつ名前を呼ばれます。名札、制帽、制服を渡され、早速着用し、バス運転士の格好になったら、営業所見学のスタートです。
まずは、お客さまを乗せたバスを安全安心に運転するために、運転士がどんな勉強や訓練をしているのかを学びます。さらに、バスの近くで遊んだり、横断歩道を走って渡ることはとても危険だと教えてもらい、子どもたちはあらためて交通安全の大切さを学びました。

運行前の点呼を体験したり、実車訓練の装置を見学しよう!

アルコールチェッカーも体験
興味津々で話に聞き入る子どもたち

次に、運行前の点呼を体験します。アルコールチェッカーに息を吹きかけ、さらに健康状態もチェックしたら、運行管理者から運行指示書(スターフ)を受け取り、行き先や発車時間を確認します。子どもたちは、「無事故で行ってきます!」と敬礼をしながら元気に応えることができました。
続いて「安全運転訓練車」に乗車。運転士の視線をモニターに映し出す装置や、運転データを記録する装置、燃料の消費量が分かる装置など、運転士が実車訓練を行うための設備を見学します。その後、一般路線バスに乗り換え、車内から洗車を見学。大きなブラシが車体を洗う様子に、子どもたちは大興奮の様子でした。

本物の運転席に座って、でっかいバスの運転士になろう!

ヘルメットをかぶって整備工場へ
本物の運転席に座ってにっこり

次に、ヘルメットをかぶり、整備工場へと向かいます。ここでは、バスの車両の下側を整備する際に、車体をリフトアップする装置について学びます。その後バスに乗り込み、そのままリフトアップしてもらった子どもたち。窓から見える整備工場の光景に目を奪われていました。
次は、お待ちかねの“運転士体験”の時間です! バスの運転席に座り、ドアを開閉したり、行き先案内表示を変えたり。普段はなかなか座ることができない本物の運転席で、みんな思い思いの過ごし方を楽しんでいました。
最後に認定証を受け取り、本日の体験は終了。バス運転士への興味が大いに膨らんだ1日になったようです。

参加してくれた
子どもたちの声

初めてバスの運手席に座り、ドアの開け閉めにチャレンジできたのが面白かったです!(小学校1年生 女の子)
バスについて、いろいろなことを知ることができました。バスのすごさが良く分かりました。(小学校6年生 男の子)

参加してくれた
ご家族の声

子どもの興味・関心に沿った説明や体験をさせていただきました。普段できない貴重な体験となりました。
制服を着てバスに乗り、いろいろなボタンを押しながら運転手体験をするのが本格的で、とてもうれしかったようです。

担当者の声

東急トランセ・担当者

バス運転士の仕事を体験してもらうことで、子どもたちが将来の仕事を考えるヒントになればと思い、開催しています。参加してくださったお子さまの多くが、特に運転席に座る体験をとても楽しんでいたようで、開催して良かったとわれわれも感じています。一人でも多くのお子さまに「将来、東急バスに入りたいな」と思ってもらえると、うれしいですね。今後も、こうしたバス営業所体験の機会を提供していければと思います。
(東急トランセ高津営業所 サービス・マネージャー 廣田)