22 建築家と夢の
おうちをつくろう!
住まいと暮らしに関する無料相談窓口である「東急(株) 住まいと暮らしのコンシェルジュ」は、「建築家と夢のおうちをつくろう!」を開催しました。参加した子どもたちは「ハウスクエア横浜」 にある「住まいづくり体験館」で重い装具を身に着けて、お年寄りや妊婦さんの体と同じ状態を体験し、そこから学んだ家族みんなが安心して暮らせる家づくりのポイントを生かして、「夢の家、ミニチュアハウスづくり」にチャレンジしました。子どもたちの創造力や独創性を引き出してくれたのは、建築家の寺崎悠真先生。子どもだけでなく、お父さん、お母さんもあらためて「家」について考える、有意義な時間になったようです。
- 日時
- ①2019年12月7日(土)12:30~17:00
②2019年12月8日(日)12:30~17:00 - 会場
- ハウスクエア横浜
- 最寄駅
- 横浜市営地下鉄ブルーライン中川駅
- 主な内容
- ミニチュアハウスづくり
- 募集人数
- 各回15組30名(小学校全学年対象)
お年寄りや妊婦さんの体を疑似体験
今回のミニチュアハウスづくりのテーマは「家族みんなが安心して暮らせる家」。家づくりのヒントを見つけるため、子どもたちは「住まいづくり体験館」で特殊な装具を使って、お年寄りや妊婦さんの体を疑似体験しました。目が見えにくくなるゴーグルや手足の重り、お腹の大きな妊婦体験ジャケットを身に着けて、お風呂に入ったり階段を上り下りしたり。お年寄りや妊婦さんになってみると、家の中には不自由に感じるポイントがたくさんありました。「お風呂や階段には手すりがあった方がいい」「段差はない方が安心」など、快適な家づくりのアイデアがたくさん浮かんだようです。
自由な発想で理想の家をつくろう
続いてはミニチュアハウスづくりです。お父さんやお母さんと一緒に30センチ四方の土台の上に自由に家を建てます。子どもたちは、寺崎先生やスタッフのアドバイスを参考にしながら家の設計図を描きました。イメージが固まったら、会場に用意されたいろいろな材料を使って家づくりを開始。
「迷路のような楽しいおうちにしたい」「飼っているネコと一緒に住める家にしたい」「中庭があって大きな木を囲むように家をつくりたい」など、子どもたちの発想力はとっても豊か。先ほど体験館で学んだことを生かして、「車椅子で移動しやすい家」をつくる子もいました。
ミニチュアハウスを並べて夢の街が完成!
紙をジャバラ状に折って屋根にしたり、壁に開けた窓にカーテンを付けたり。みんな夢中で手を動かしています。楽しい時間が過ぎるのはあっという間。寺崎先生から「作業時間を10分間延長します」とアナウンスがあると、子どもたちは仕上げ作業を急ぎました。
家族の写真を切り抜いて家の中に飾ったら、手づくりミニチュアハウスの完成です。できあがった家を床に並べ、道路や川などを配置すると、みんなの思いが詰まった夢の街になりました!
その後、自分がつくった家について一人ずつ発表し、寺崎先生に講評してもらいました。がんばった子どもたちに、「未来の建築家」認定証が贈られ、本日の体験会は終了です。手づくり体験を通して、親子で家について考えた有意義な一日となりました。
参加してくれた
子どもたちの声
参加してくれた
ご家族の声
担当者の声
つくりたいものと、つくりやすいものとの間にギャップがあり、イメージを形にするのは意外に難しいということをお子さまに学んでいただくいい機会になったのかなと思います。ものづくりはとても楽しいことですので、今回の経験を生かして、手を動かし何かをつくるということを今後もどんどん楽しんでもらえればと思います。
(東急株式会社 住まいと暮らしのコンシェルジュ 鷺沼駅前店 副店長 加藤)