第12回とうきゅうキッズプログラム

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でっかいバスの
運転士になろう!

東急バス(協力:株式会社東急トランセ)

東急バス」は、一般の路線バスのほかにも、空港や東京ディズニーリゾート(R)への直行バス、深夜急行バス、通勤高速バス、観光バスなど、お客さまのさまざまな生活シーンでご利用いただけるサービスを展開しています。その東急バス高津営業所でバス運転士の仕事や交通安全について学びました。本物のバスを使った訓練や説明に、子どもたちはワクワクしどおしでした。

 バス営業所見学
日時
2018年11月23日(金・祝)10:00~12:00
会場
東急バス 高津営業所
最寄駅
田園都市線二子新地駅または高津駅
主な内容
バス営業所見学
募集人数
5組10名(小学校全学年対象)

制服に着替えてバスの運転士の仕事を学ぼう

バスの運転士の仕事を学ぶ

参加者たちは送迎バスに乗って東急トランセ高津営業所へ向かいます。路線バスの車両を貸し切っての移動にうれしそうな表情を浮かべる子どもたち。車内では、高津営業所の路線などについてスタッフが説明してくれました。
バスはほどなく営業所に到着。敷地内の教育センターで、一人一人運転士の制帽をかぶせてもらい、それぞれ制服に着替えました。運転士の格好になった子どもたちは、気持ちも表情も引き締まった様子です。営業所内を見学する前に、バスの運転士の仕事や安全への取り組みについて教えてもらいました。

運行表をもらって出発!営業所の施設を見学

営業所の施設を見学

最初に訪れたのは、運転士が毎日欠かさず点呼やアルコールチェックを行う場所。カウンターで健康状態を確認し、その日の運行表を受け取ります。点呼を終え、姿勢を正して敬礼をする子どもたち。みんなしっかりと運行表を受け取ることができました。
続いて、実車研修のための特別な機能を備えた「安全運転訓練車」に乗って内部を見学。訓練車は所内を走り、参加者たちを乗せたまま、車体をまるごと洗う洗車機の中へ! 子どもたちは、バスが大きなブラシで豪快に洗車される様子に大喜びです。
整備工場ではヘルメットをかぶって、普段は見ることのできないエンジンや車体の下側を見せてもらいました。

本物のバスの運転席でハンドルやスイッチを操作!

バス運転士体験

続いては、憧れの“運転士体験”です。一人ずつ運転席に座り、腕を伸ばして大きなハンドルを回してみたり、ドアの開閉スイッチを操作してみたり。前後のドアの開け閉めができるようになると、気分はすっかり本物の運転士です。中には、車内アナウンスに挑戦する子や、ハンドル横のレバーを操作してワイパーを動かしてみる子も。子どもたちはそれぞれ自由に運転士体験を楽しんでいました。
最後に一人ずつ「認定証」が手渡され、本日の体験会は終了です。運転士の仕事に対する興味が、さらにふくらんだ一日となりました。

参加してくれた
子どもたちの声

扉の開け閉めの体験ができて、良かったです。(小学5年生 男の子)
点呼や洗車、車いすのスロープを出したりなど、普段見ることができない裏側を見せてもらえて、楽しかったです。(小学3年生 女の子)

参加してくれた
ご家族の声

普段体験できないことをできて、子どもは喜んでいました。整備の様子や営業所内、安全運転訓練車なども見学できて良かったです。
多くのスタッフの方にお世話になり、質問も気軽にできて良かったです。通常のお仕事の合間におじゃまして、皆さまが優しく迎えてくださり、感謝しています。

担当者の声

東急トランセ 担当者

勤労感謝の日の実施ということで、子どもたちが何か仕事に興味を持ってくれるような内容にしたいと考えていました。今年はおとなしいお子さまが多かった印象ですが、バスの運転士の仕事を一つずつ体験していくうちに、みんな前のめりに興味を持ってくれて安心しました。運転士には、健康管理や交通ルールの遵守などが求められます。そういった、自分をきちんと管理する姿勢を普段の生活にも生かしてくれたらうれしいです。
(東急トランセ 高津営業所 サービス・マネージャー 草間)