第12回とうきゅうキッズプログラム

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キネコ国際映画祭で
こども審査員になろう!

東急レクリエーション(協力:一般社団法人キネコ・フィルム)

東急レクリエーション」は、子どもたちがキネコ国際映画祭のこども審査員(キネコ審査員)になり、グランプリ作品を選定するプログラムを開催しました。世界中から集められたさまざまな映画を鑑賞することで、感性や国際性を学ぶ貴重な経験になったようです。

 映画祭審査員体験
日時
2018年11月22日(木)~26日(月)
会場
109シネマズ二子玉川、iTSCOM STUDIO&HALL二子玉川ライズ
最寄駅
田園都市線・大井町線二子玉川駅
主な内容
映画祭審査員体験
募集人数
15名(小学校4~6年生のみ対象)

作品を観て、話し合ってグランプリ作品を決めよう

子ども審査員で審査会議

子どもたちの映画祭「キネコ国際映画祭」の審査員となった子どもたちは、ノミネートされた海外作品について、短編16本、長編4本を鑑賞し、それぞれのグランプリを決定します。審査会議には大人は加わらず、子ども審査員だけで進行。自分が感じたことを意見し、話し合い、グランプリにふさわしい作品を選びます。当初は、各部門のグランプリを1作品ずつ決める予定でしたが、長編部門について子どもたちから「一つに選びきれない」という意見が出たため、今回は「特別賞」を設けることにしました。
そして今日は映画祭のクロージングセレモニー。子どもたちは、短編・長編それぞれの受賞作品をお客さまの前で発表します!

リハーサルに参加。発表の段取りをしっかり確認

リハーサルに参加

セレモニー会場に集まった子どもたちはリハーサルに参加。映画祭のフェスティバル・ディレクター田平さんの指示のもと、自分たちが担当する賞の発表の段取りを確認していきます。「発表のタイミングは?」「トロフィーはどうやって渡すの?」「花束贈呈はいつ?」…。本番に向けて覚えなければならないことがたくさんあります。
リハーサルが終わったあとも、一つ一つ段取りをチェックしたり、話すコメントを繰り返し練習したりと、審査に携わった子どもたちからは、セレモニーへの強い思いを感じます。

セレモニーがスタート。上手に発表できたかな?

受賞作品を発表

クロージングセレモニーが始まりました。キネコ国際映画祭の事務局長・岸さんの司会により、滞りなくセレモニーが進行していきます。そしていよいよ、子どもたちが短編・長編のグランプリと特別賞を発表するときがやってきました。みんなちょっぴり緊張しながらも、練習のかいあって間違えることなく、無事に大役を果たすことができました。
セレモニー後に行われたパーティには子どもたちも出席。映画祭関係者にあいさつをしたり、名刺を交換したり。映画祭の子ども審査員として過ごした5日間は、子どもたちを大きく成長させてくれたようです。

参加してくれた
子どもたちの声

今回の体験で、たくさんのすばらしい映画と出会えてすごくうれしかったです。(小学5年生 男の子)
たくさんの映画をみんなで審査できて、みんなと仲良くなれたので、楽しかったです。(小学5年生 女の子)

参加してくれた
ご家族の声

他ではできない、貴重な体験をさせていただきました。親にとっても子にとっても忘れられない体験となりました。
映画の審査をするという、なかなかできない体験に加えて、同年代のお友達と長時間関わり、ディスカッションすることで、いろいろな感想があり、見方も人それぞれであるという学びがありました。

担当者の声

キネコ国際映画祭 担当者

グランプリを決める審査会議がとても印象に残っています。子どもたちがじっくりと話し合い、「どうしても特別賞をあげたい作品がある」と、1つ賞を増やす提案をしてくれました。それだけ真剣に観て、考えて、選んでくれたんだなと感じました。今回の体験をきっかけに、今まで以上に映画を好きになってくれたらと思います。これからの人生のいろいろなタイミングで、今回の映画祭のことを少しでも思い出してくれればうれしいですね。
(キネコ国際映画祭 事務局 大室)