第11回とうきゅうキッズプログラム

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東急線の
駅員さんになってみよう!

東急電鉄

電車の運転士・車掌を養成する東急教習所と、駅係員の研修を行っている育成センターで、職業体験プログラムが開催されました。いつも乗っている電車の運転士さんや車掌さん、駅員さんは、みんなここの卒業生です。小さな運転士さん、駅員さんはどんな体験をしたのでしょうか。

 駅係員体験・電車内見学
日時
2017年12月23日(土・祝)10:00~12:40
会場
東急電鉄 東急教習所
最寄駅
東横線・目黒線元住吉駅
主な内容
駅係員体験・電車内見学
募集人数
20組40名

券売機や改札機の仕組みを観察。駅員さんの仕事を学ぼう!

券売機や改札機の仕組みを観察

参加者たちは3つの班に分かれ、電車の運行を支えるさまざまな業務を順番に体験します。最初に駅員さんの仕事を体験する班は、本物の券売機や自動改札機が置かれたプレイルームへ移動。そこで、駅に設置されているいろいろな機器について詳しく教わりました。自動改札機のカバーを開けて、複雑な機械の中を切符が通る様子を観察したり、券売機の裏側にまわって、お釣りがセットされている様子を見学したり。切符を印刷する大きなロール紙も見せてもらいました。実際に駅で使われている機器にふれながら学ぶことで、駅員さんの仕事がよく理解できました。

「車掌シミュレーター」で車掌さんの仕事を体験!

車掌さんの仕事を体験

車両とホームを模した車掌シミュレーターがある部屋では、東急教習所の先生に教えてもらいながら車掌業務を体験します。まずは電車が駅に到着したのを確認してドアをオープン。お客様の乗り降りとホーム上の安全を確認したらドアを閉めます。次に運転士さんに発車してもよいことを伝えるブザーを鳴らします。たくさんの確認事項に少し戸惑いながらも、みんな無事に業務を遂行することができました。
ここではさらに東急線の各駅で設置が進むホームドアの開閉も体験。本物の駅に近い環境で車掌さんの業務について学ぶことができ、子どもたちは大満足の様子でした。

本物の電車の運転席に座って記念撮影

電車の運転席に座って記念撮影

次は車庫で本物の電車を見学します。車両に乗り込んだ子どもたちは、乗務員の帽子とジャケットを身に着け、運転席に座って記念撮影をしました。運転士気分を満喫したあとは、車両の中を見学したり、電車の前で写真を撮ったり。みんな思い思いに楽しい時間を過ごしました。
体験終了後にはスタッフへの質問タイムが設けられました。子どもたちからは「一番古い駅はどこ?」「渋谷の次に乗り降りする人が多い駅は?」「新幹線のお医者さん“ドクターイエロー”みたいな電車は東急線にもあるの?」など、たくさんの質問が飛び出しました。電車に関わる仕事への関心がさらに高まった一日体験となったようです。

参加してくれた
子どもたちの声

実際の機械でアナウンスやドアの開閉ができて、楽しかったです。(小学5年生 男の子)
制服を着て運転席に実際に座れたことが楽しかったです。(小学1年生 女の子)

参加してくれた
ご家族の声

スタッフの皆さまがとても親切で、ふだんの生活で身近に利用する電車の裏側をいろいろと経験させていただきました。
いつも何気なく通り過ぎていたところなど、あらためて間近で見られて、興味深く感じました。

担当者の声

東急教習所 担当者

運転士や車掌の仕事はお子さまにとって憧れの仕事のひとつだと思います。ただ実際に仕事に就くためには、学ばなければならないことがたくさんあります。またとても大きな責任感が求められることを少しでも感じとってもらえればと思い実施しました。本日参加されたお子さまは質問を次々に投げかけてくるなど、鉄道の仕事に強い興味を持ってくれているのが伝わってきました。これからもいろいろと勉強していただき、いつか一緒に仕事ができればうれしいですね。
(東急教習所 教師 高橋)(現 長津田検車区 助役)