第10回とうきゅうキッズプログラム

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でっかいバスの
運転士になろう!

東急バス(協力:株式会社東急トランセ)

東急バスは、一般の路線バスのほかにも、空港や東京ディズニーリゾート(R)への直行バス、深夜急行バス、通勤高速バス、観光バスなど、お客さまのさまざまな生活シーンでご利用いただけるサービスを展開しています。その東急バスの高津営業所でバスの運転士の仕事や交通安全について学びました。本物のバスを使った訓練や説明に、子どもたちはワクワクしどおしでした。

 バス営業所見学
日時
2016年11月23日(水・祝)10:00~12:00
会場
東急バス 高津営業所
最寄駅
田園都市線二子新地駅または高津駅
主な内容
バス営業所見学
募集人数
5組10名

いろいろな人が働くバスの営業所について知ろう

バスの営業所について知る

参加者たちは、集合場所の二子玉川駅から送迎バスに乗って東急バス高津営業所へ。到着すると、最初に副所長から高津営業所についての説明がありました。営業所には、運転士だけでなく“バスのお医者さん”と言われる整備士が働いていることや、教育センターという、バスの運転士などを教育する学校のような施設があることを教えてもらいました。
一人ひとりの名前が呼ばれ、運転士の制帽をかぶせてもらうと、子どもたちはみんな引き締まった表情に。お客さまに安全で快適にバスを利用していただくための運転士の心構えを勉強したら、いよいよ営業所内の見学がスタート!

訓練車や整備工場で安全への取り組みを学ぶ

訓練車や整備工場で安全への取り組みを学ぶ

まずは、運行前のアルコールチェックと点呼です。健康状態を確認し、「無事故で行ってきます」と元気よく大きな声で宣言。運行表が手渡されると、少し照れながらもしっかりと敬礼で応えることができました。
続いては、運転士が実車研修を行うための「安全運転訓練車」に乗車。安全かつエコに配慮した運行のために、最新の機器を使ったさまざまな取り組みが行われていることを学びました。その後、訓練車は洗車機の中へ。大きなブラシが回転しながら車体を洗う様子を車内から見学。整備工場では、バスのエンジンや車体の下側を見せてもらいました。子どもたちはバスを動かす複雑な仕組みに目が釘づけでした。

本物の運転席に座ってバスの操作を体験!

運転席に座ってバスの操作を体験

たくさんのバスが並んだ駐車場へ移動すると、いよいよお待ちかねの“運転士体験”です。順番に運転席に座って、ハンドルを握ったり、車内アナウンスを体験したり。運転士から前後のドアの開閉方法を教えてもらい、実際に試してみる子や、ハンドル横のレバーを操作してワイパーを動かす子も。クラクションの大きな音にはちょっとびっくり。みんな思い思いに運転士体験を楽しんでいました。
最後に副所長から「修了証」を受け取り、本日の体験プログラムは無事に終了。あこがれの運転士の仕事にふれ、子どもたちはますますバスが好きになったようです。

参加してくれた
子どもたちの声

スタッフの方がとてもやさしかった。楽しい内容がたくさんあって、うれしかった。(小学1年生 男の子)
運転席に乗ることができて、とても楽しかったです。(小学3年生 女の子)

参加してくれた
ご家族の声

普段ふれることのできない運転席の操作がとてもおもしろかったです。
毎日通学に利用させていただいているバスの仕組みや、営業所の皆さまが安全確保のために日々努力してくださっていることがわかり、とてもよかったです。

担当者の声

東急トランセ 担当者

勤労感謝の日ということで、今年は特に、働くことについてお子さまに考えてほしいという思いがありました。私自身、子どもの頃から東急バスを利用してきたので、運転席に座って目を輝かせるお子さまの姿を見ると、童心に返ったような気持ちになりました。将来、運転士になりたいというお子さまがいれば嬉しいですが、バスの運行には多くの人が関わっているということを見てもらえただけでも、開催した甲斐があったと思います。
(東急トランセ 高津営業所 サービス・マネージャー 草間)