06 発電を学んで、
電気を身近に感じよう!
「東急でんき」を提供する東急パワーサプライが、電気を身近に感じてもらうためのプログラムを開催しました。東京二十三区清掃一部事務組合の協力のもと、世田谷清掃工場でゴミ焼却時の熱を使った発電施設等を見学。その後、二子玉川ライズに移動して、手作りモーターの工作を行いました。みなさん見学や工作を通して電気に詳しくなったでしょうか?
- 日時
- 2016年11月19日(土)10:00~13:00
- 会場
- 世田谷清掃工場 二子玉川ライズ・オフィス
- 最寄駅
- 田園都市線・大井町線二子玉川駅
- 主な内容
- 発電施設見学
- 募集人数
- 20組40名
清掃工場ってどんな施設なんだろう?
二子玉川ライズに集合した参加者たちは貸切バスで世田谷清掃工場へ移動。到着後、工場のスタッフが映像を使って清掃工場の説明をしてくれました。ここでは、熱エネルギーを有効活用しています。ごみを燃やすときに出る熱で水を蒸気に変え、タービンを回して発電。清掃工場でつくられた電気や温水は、近くのプールなどで無駄なく使われているほか、余った電気は電力会社に売っているのだそうです。
大切な資源を有効利用する仕組みを学んだ子どもたち。ごみを減らし、さらにできるだけ再利用することが資源の保護につながります。普段の生活の中でも、例えばごみを正しく分別するといったことの重要性があらためて理解できたようです。
大迫力!清掃工場の中を見学しよう
続いては清掃工場の内部を見学します。ここに運ばれてきたごみは、いったん特殊な貯蔵施設に貯められます。その後、混ぜ合わせたり、細かく破砕したりする工程へ。最後は高温で燃やすことにより、元の40分の1にまで容量が減ります。
それぞれの工程をガラス越しに見て、大規模な施設の迫力に息をのむ子どもたち。大きなタービン発電機のある部屋では、みんな真剣な表情で発電の様子を見学していました。小さな手回し発電機を使った発電体験もあり、最新のごみ処理技術について、楽しみながら学ぶことができました。
電気でくるくる回るモーターをつくろう!
清掃工場の見学を終えたら、再びバスで二子玉川ライズへ。次は「電気エネルギー」を「回転する力」へ変えるモーターの工作です。親子で力を合わせて簡易モーターを作成します。まずは銅線を巻いてコイルをつくり、次に軸となる銅線の両端を紙やすりで削ります。このとき、片側は軸の表面上半分だけを削るのがポイントです。電池ボックスに金属板を取り付け、磁石とコイルをセットしたらできあがり。参加者たちのテーブルのあちこちで完成したばかりのモーターが回り始めました。「すごく速く回ってる!」「ぜんぜん止まらないよ!」と、勢いよく回転するモーターに子どもたちからは歓声が上がりました。
プログラムの最後には「東急でんきキャラクター てるまる」が登場し、大満足の子どもたち。電気に対する興味が深まった一日となりました。
参加してくれた
子どもたちの声
参加してくれた
ご家族の声
担当者の声
普段使っている電気が、実はとても大変な工程を経てつくられているんだということを子どもたちに知ってもらいたいと思い、企画しました。清掃工場で発電機を見学するだけでなく、実際に自分の手でモーターを作成することで、電気の力を実感できたのではないでしょうか。電気はみなさんの生活の身近にあるものなので、この体験を機会に、電気の仕組みについて楽しみながら考えてもらえたらうれしいです。
(東急パワーサプライ 広報担当 宮嵜)