05 自分だけの和凧・
けん玉をつくろう!
東急ハンズは「あなたにとっての『ヒント・マーケット』」として、何かを作りたい人、はじめたい人にとってのきっかけや発想のお手伝いをしています。自由にモノを創り、新しい価値を生みだすための、さまざまな材料やヒントにあふれたお店です。今回は、横浜市にある「こどもの国」を会場に、古くから日本の子どもたちに親しまれている和凧とけん玉をつくります。普段はなかなかできない本格的な工作体験。楽しく制作した和の遊び道具は子どもたちの宝物になったようです。
- 日時
- 2016年11月19日(土)10:00~13:00
- 会場
- こどもの国
- 最寄駅
- こどもの国線こどもの国駅
- 主な内容
- 和の遊び道具製作
- 募集人数
- 15組30名
テーマは「だるま」。自由な発想で絵を描こう
最初の作業は凧の絵を描くこと。スタッフから「絵のテーマは『だるま』だけど、こだわらずに自由に描いてね」と説明を受けると、テーブルの上に和紙を広げ、鉛筆を手にさっそく下書きを開始。だるまに耳をつけて猫にしたり、家で飼っているブンチョウをだるま風に描いたり。「凧はフランス語で“セールボラン”=クワガタムシという意味だよ」と教えられ、クワガタの絵に挑戦する子も。
下書きを終えたら、絵の具で色をつけていきます。大胆な色使いでどんどん塗っていく子、少しずつ色を混ぜながら丁寧に仕上げる子など描き方も様々。子どもたちの個性が発揮された素敵な絵が完成しました。
「マーブリング」でけん玉を好きな色に染めよう
続いては、絵の具が乾くまでの時間を使い、「マーブリング」という方法で、けん玉の色付けを体験します。マーブリング水溶液と水を混ぜ合わせ、特殊な絵の具をたらして竹串でまぜると、液体の表面にマーブル模様が広がります。その液体にけん玉を沈め、ゆっくり引き上げると…。けん玉がきれいなマーブル模様になりました!
「すごくきれいだね!」と、色鮮やかな模様に感動する子どもたち。たくさんの色を使ってカラフルに。あるいは黒を基調にシックなイメージに。それぞれ自分の好きな色を選んで上手に染めることができました。
親子で協力。自分だけのオリジナル和凧が完成!
和紙の絵が乾いたところで和凧づくりを再開。定規で測って紙に印をつけ、タテ骨とヨコ骨、ナナメ骨の計4本の竹ひごを貼りつけます。凧はバランスが悪いとうまく揚がりません。子どもたちの表情は真剣そのもの。お父さんやお母さんに協力してもらいながら作業を進めます。竹ひごを貼り終えたらタコ糸をつけ、糸の先を持って左右に傾かないかをチェック。うまくバランスがとれたらタコ足をつけてできあがりです。
この日はあいにくの雨でしたが、屋根のあるところで少しだけ凧揚げを楽しみました。最後に力作を手にみんなで記念撮影。冬休みは手づくりの和凧とけん玉で存分に遊べそうですね。
参加してくれた
子どもたちの声
参加してくれた
ご家族の声
担当者の声
今日の和凧づくりでは、お子さんの瞬発力や応用力に脱帽しました。ある程度方向性を決めたほうがよいと思い、絵のテーマを「だるま」としましたが、みなさんの発想の自由さ、奥深さにとにかく驚くばかりでした。今はネットやスマホゲームなど遊ぶものがたくさんありますが、「一から手づくりして、完成したもので遊べる」という楽しさを知ってもらう、よい機会になったのではないでしょうか。
(東急ハンズ 総務部総務課 平岡)