あこがれのコック服に着替えた子どもたち。背の高いコック帽をかぶると、早くもパティシエ気分です。最初に、ホテルで活躍するパティシエが、手順を説明しながらケーキづくりを実演してくれました。卵の泡立て方、粉を混ぜる回数、温度管理など、大切なポイントがたくさんあります。鮮やかなプロの技を食い入るように見つめる参加者たち。パレットナイフを使ってケーキにクリームを塗る場面では、パティシエの見事な手さばきに感嘆の声が上がりました。
クリームを塗り終えたらイチゴをのせ、お手本のケーキが完成！　おいしそうなケーキに子どもたちの目が輝いています。

次は自分たちがケーキづくりに挑戦します。スライスしたスポンジにシロップを染み込ませ、ホイップクリームをまんべんなく塗ります。その上にイチゴを並べ、さらにクリームを塗って…。スポンジを3枚重ねたら土台部分の完成です。
続いては、スポンジの土台を覆うように、クリームを均等に塗っていきます。自分でやってみるとなかなか難しいもの。慣れない作業にとまどい気味の子もいましたが、パティシエにパレットナイフの使い方や手の動かし方を教えてもらうと、みんなきれいに塗ることができました。

いよいよ仕上げの段階です。クリームの入った絞り袋を使って楽しみながらデコレーション。イチゴとサンタの飾りをのせたら、素敵な手づくりクリスマスケーキの完成です！　親子で協力してつくったケーキは、どれもおいしそう。このケーキは箱に入れて家にお持ち帰りします。
最後は、お待ちかねのホテル特製チョコレートケーキの試食タイムです。あちこちのテーブルから、今日のケーキづくりの感想を話す親子の会話が聞こえてきました。
ホテルのパティシエから本格的なケーキのつくり方を教わった子どもたち。さて、クリスマスには“小さなパティシエ”たちがどんなケーキをつくってくれるのでしょうか。