第16回とうきゅうキッズプログラム

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プロのオーケストラといっしょに合唱しよう!

Bunkamura(協力:東京フィルハーモニー交響楽団)

子どもたちの夢が膨らむイベントが、Bunkamuraオーチャードホールで開催されました。普段は見ることのできないリハーサルの見学や、舞台上でフルオーケストラ・合唱団と一緒に歌う合唱体験をしました。本物のオーケストラを前に子どもたちの目が輝いていました。

プロのオーケストラといっしょに合唱しよう!
日時
2023年12月24日(日)11:30~13:00
会場
Bunkamuraオーチャードホール
最寄駅
渋谷駅
主な内容
合唱体験
募集人数
30組60名 (小学校4~6年生のみ対象)
プロに教えてもらいながら合唱練習スタート

プロの指揮者に教えてもらいながら、合唱の練習をしよう!

本日は、プロの指揮者である水戸博之先生に指導してもらいます。まずは発声練習から。よく響く声を出すためには、お腹を使って息を出す「腹式呼吸」を意識すること。そして、口の中を大きく広げ、声が頭の上から抜けていくことをイメージするといいよと教わりました。
緊張が解けてきたところで、合唱練習のスタートです。音程やリズムの取り方、ドイツ語の発声方法などを教わりながら、繰り返し練習します。最後に「第九」の合唱が、喜びについて書かれていることを学び、歌詞をイメージしながら歌った参加者たち。「素晴らしい!」と先生が絶賛するほど、美しい声が響き渡るようになりました。

オーチャードホールで、本物のオーケストラのリハーサルを見学!

オーチャードホールで見学する子どもたち
本番に向けて緊張感が高まります

休憩を挟んだ後は、オーチャードホールの客席に移動して、東京フィルハーモニー交響楽団のリハーサルを見学します。高さ約20メートルもある天井や2,000人以上も収容できるホールの広さに圧倒された様子の子どもたち。さらに、目の前で繰り広げられる本物のオーケストラの緊迫したリハーサルを目にし、少しずつ本番に向けた緊張感が高まってきたようです。先ほど教わった内容を思い出すために、楽譜を見直したり、口を動かして練習したりする子もいました。しばらくすると、指揮者から声が掛かり、子どもたちは舞台へと移動。いよいよ合唱体験の始まりです。

さあ、合唱体験本番! 上手に歌えるかな?

大きな声を響かせながら歌う子どもたち
「未来の音楽家」認定証を受け取りました

拍手で舞台上に招かれた子どもたち。指揮者の出口大地さんの指導のもと、オーケストラとの合唱体験に挑みます。1度目は緊張のためか、思うように声が出ない様子。ところが、出口さんから「胸を張って前を向き、遠くに声を飛ばすことを意識して」とアドバイスをもらうと、たちまち声がホール内に響くように。さらに緊張もほぐれた3度目は、客席のお父さん、お母さんも驚くほど、大きな声を響かせることができました。
演奏後、水戸先生から「回を重ねるごとに、どんどん声が響いていったよ」と講評してもらった子どもたち。最後に「未来の音楽家」と書かれた認定証と、「第九」の楽譜を受け取り、大満足のうちに終了となりました。

参加してくれた
子どもたちの声

いろいろな人と歌うことができて、全部楽しかったです。すごく迫力のある歌声でした!(小学5年生 男の子)
プロのオーケストラの人と一緒に歌うのは、普段できない体験でとても面白かったです。プロの人の歌声はすごかったです。(小学6年生 女の子)

参加してくれた
ご家族の声

プロの方の指導を受けることができ、素晴らしい経験で感動しました。オーケストラのリハーサルの風景など、普段見ることができない体験で親子で楽しめました。
楽しく合唱指導をしていただき、子どもだけではなく親も楽しめるプログラムでした。プロの方々と一緒に体験できる貴重な体験で、あっという間の一時でした。

担当者の声

東急文化村・担当者

これまで合唱の練習は、お子さまだけが参加していましたが、今回初めて、保護者の方も参加する形にさせてもらいました。その方がお子さまもリラックスしやすいかなと考えたのですが、皆さん最初から大きな声が出ていて、習得も早く、すごくよかったなと思います。オーチャードホールの舞台に上がって合唱をするというのは、なかなか貴重な体験だと思います。緊張感も含め、楽しい思い出として、ずっと覚えておいてもらえるとうれしいですね。
(東急文化村 マーケティング部 広報室 相田)