27 プロのオーケストラといっしょに合唱しよう!
子どもたちの夢が膨らむイベントが、Bunkamuraオーチャードホールで開催されました。普段は見ることのできないリハーサルの見学や、舞台上でフルオーケストラ・合唱団と一緒に歌う合唱体験をしました。本物のオーケストラを前に子どもたちの目が輝いていました。
- 日時
- 2023年12月24日(日)11:30~13:00
- 会場
- Bunkamuraオーチャードホール
- 最寄駅
- 渋谷駅
- 主な内容
- 合唱体験
- 募集人数
- 30組60名 (小学校4~6年生のみ対象)
プロの指揮者に教えてもらいながら、合唱の練習をしよう!
プロの指揮者に教えてもらいながら、合唱の練習をしよう!
本日は、プロの指揮者である水戸博之先生に指導してもらいます。まずは発声練習から。よく響く声を出すためには、お腹を使って息を出す「腹式呼吸」を意識すること。そして、口の中を大きく広げ、声が頭の上から抜けていくことをイメージするといいよと教わりました。
緊張が解けてきたところで、合唱練習のスタートです。音程やリズムの取り方、ドイツ語の発声方法などを教わりながら、繰り返し練習します。最後に「第九」の合唱が、喜びについて書かれていることを学び、歌詞をイメージしながら歌った参加者たち。「素晴らしい!」と先生が絶賛するほど、美しい声が響き渡るようになりました。
オーチャードホールで、本物のオーケストラのリハーサルを見学!
休憩を挟んだ後は、オーチャードホールの客席に移動して、東京フィルハーモニー交響楽団のリハーサルを見学します。高さ約20メートルもある天井や2,000人以上も収容できるホールの広さに圧倒された様子の子どもたち。さらに、目の前で繰り広げられる本物のオーケストラの緊迫したリハーサルを目にし、少しずつ本番に向けた緊張感が高まってきたようです。先ほど教わった内容を思い出すために、楽譜を見直したり、口を動かして練習したりする子もいました。しばらくすると、指揮者から声が掛かり、子どもたちは舞台へと移動。いよいよ合唱体験の始まりです。
さあ、合唱体験本番! 上手に歌えるかな?
拍手で舞台上に招かれた子どもたち。指揮者の出口大地さんの指導のもと、オーケストラとの合唱体験に挑みます。1度目は緊張のためか、思うように声が出ない様子。ところが、出口さんから「胸を張って前を向き、遠くに声を飛ばすことを意識して」とアドバイスをもらうと、たちまち声がホール内に響くように。さらに緊張もほぐれた3度目は、客席のお父さん、お母さんも驚くほど、大きな声を響かせることができました。
演奏後、水戸先生から「回を重ねるごとに、どんどん声が響いていったよ」と講評してもらった子どもたち。最後に「未来の音楽家」と書かれた認定証と、「第九」の楽譜を受け取り、大満足のうちに終了となりました。
参加してくれた
子どもたちの声
参加してくれた
ご家族の声
担当者の声
これまで合唱の練習は、お子さまだけが参加していましたが、今回初めて、保護者の方も参加する形にさせてもらいました。その方がお子さまもリラックスしやすいかなと考えたのですが、皆さん最初から大きな声が出ていて、習得も早く、すごくよかったなと思います。オーチャードホールの舞台に上がって合唱をするというのは、なかなか貴重な体験だと思います。緊張感も含め、楽しい思い出として、ずっと覚えておいてもらえるとうれしいですね。
(東急文化村 マーケティング部 広報室 相田)