第13回とうきゅうキッズプログラム

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医療スタッフのお仕事を
体験してみよう!

東急病院

東急病院」は、大岡山駅に直結した場所にあり、東急グループ従業員とその家族だけでなく、どなたでも利用できます。今回のプログラムでは、病院の仕事について学ぶため、診察室や内視鏡室、さらに手術室などの普段は入ることのできない医療施設を見学。また、薬剤師、放射線技師、臨床検査技師、リハビリテーションに携わるスタッフの役割を理解し体験しました。

見学&体験会
日時
2019年12月14日(土)14:00~16:30
会場
東急病院
最寄駅
目黒線・大井町線大岡山駅
主な内容
見学&体験会
募集人数
10組20名(小学校4~6年生のみ対象)

東急病院ってどんなところかな?

病院の仕事についてスライドで説明

今日は東急病院内のいろいろな施設を見学し、医療スタッフの仕事を体験します。
最初に看護師長が、病院の仕事についてスライドで説明してくれました。東急病院は、患者さんの治療のために一年中休まず開いている救急病院です。ここでは、医師や看護師、専門的な技術を持った技師、薬剤師、食事を担当する人、事務スタッフといった、多くの人が働いているのだそうです。病院内には、診察室のほか、入院患者さんの部屋、検査をする部屋など、さまざまな施設があることもわかりました。
病気を予防するためには手洗いがとても大切です。子どもたちは、衛生管理の基本である、正しい手洗いの方法を教えてもらいました。

ちょっとドキドキ。手術室を見学しよう

手術室を見学

次は病院内の見学です。子どもたちが最初に訪ねたのは手術室。あらゆる場所が常に清潔に保たれている手術室では、蛇口周りに触れずに手洗いができるように、センサーによって水や石けんが出る設備が整えられています。また、手術着や手袋を着用する際の一つひとつの動作にも、きちんとした決まりごとがあるのだそうです。
子どもたちは、看護師長の実演をよく見て、手術前に行う手洗いを体験しました。特殊な機器を使って洗い残しがないかチェック。親子で協力して手術着とゴム手袋を身に着けると、すっかりお医者さんになった気分に! 一般の人は立ち入ることのできない本物の手術室を見学することができ、子どもたちは興奮を隠しきれない様子でした。

病院内のさまざまな施設を見学&体験

病院内の施設を巡る見学&体験

リハビリテーション室では、電動車いすを操作したり、歩行補助具を使って歩いてみたり。作業療法や言葉のリハビリも体験。手を動かすスピードや発音の検査などを行いました。放射線科では、レントゲンとCTを使って果物の柿をいろいろな方向から観察。MRIの部屋では、鉄製のハンガーを使って、機器から出る磁気の強さを確認しました。ハンガーがMRIに勢いよく引き寄せられると、子どもたちから「すごい!」と歓声が上がりました。
東急病院内の施設を巡る見学&体験会はこれで終了です。病院の仕事にますます興味が湧くとともに、命や健康の大切さをあらためて実感した一日となりました。

参加してくれた
子どもたちの声

普段体験できないことをしたり、病院の仕事について知ることができたりして、とても楽しかった。今度は看護師の仕事を体験してみたい。
リハビリではいろんなことを体験できたし、今までできなかったことができておもしろかった。さまざまな病気をなおして、多くの命を救いたい。

参加してくれた
ご家族の声

子どもがこの先進路を考える際にきっかけの一つになればと思います。私自身も看護学生時代を思い出し楽しかったです。母の仕事を肌で感じてもらえたと思います。
手術前の手洗いやオペ着の試着など、とても丁寧にやっていただけて良かった。手術室の中を見る時間がもっと長いと良かった。

担当者の声

東急病院 担当者

病院は誰もが一度は利用したことのある場所だと思いますが、その中をじっくりと見学する機会は少ないかもしれません。今日、いろいろな医療施設を見学して病院の仕事を体験できたことは、とてもいい経験になったのではないでしょうか。特に手術室では、お子さまの目がいきいきと輝いていましたね。この体験を通じて、ケガや病気をした人に声を掛け、困っている人をサポートできる子になってくれたらうれしいです。
(東急病院 管理部 課長補佐 天羽)