第13回とうきゅうキッズプログラム

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楽器とあそぼう! オリジナル楽器を作ってみよう!

Bunkamura(協力:東京フィルハーモニー交響楽団)

子どもたちの夢が膨らむイベントが、Bunkamuraオーチャードホールで開催されました。普段は見ることのできないリハーサルの見学や、オーケストラで使っている本物の楽器体験、自分だけの楽器づくりにも挑戦しました。

楽器体験&楽器づくり
日時
2019年11月23日(土・祝)10:30~12:30
会場
Bunkamuraオーチャードホール
最寄駅
渋谷駅
主な内容
楽器体験&楽器づくり
募集人数
30組60名(小学校4~6年生のみ対象)

オリジナル楽器を作ってプロの奏者と共演!

プロと一緒に演奏

オーチャードホールに集まった子どもたちは、最初にホールのビュッフェで、東京フィルハーモニー交響楽団の団員によるミニコンサートを楽しみました。今日はてづくりのオリジナル管楽器「ホースホルン」でプロと一緒に演奏します。ホースホルンは、漏斗(じょうご)とビニールホース、マウスピースをつなげてつくりました。
さっそく音を出してみます。一生懸命息を吹き込む子どもたち。「姿勢を正すと音が出しやすくなるよ」というアドバイスを受けて、徐々に音が出せるようになってきました。音出しの練習を終えたら、バイオリン、ホルン、打楽器、ピアノの演奏者と一緒にベートーヴェンの『運命』の演奏に挑戦しました。

わくわくドキドキ。オーケストラの楽器を体験しよう

オーケストラの楽器を体験

次は本物の楽器演奏を体験します。子どもたちは、バイオリン、ホルン、木琴、小太鼓、タンバリン、電子ピアノにチャレンジしました。慣れないバイオリンをおそるおそる手に取ったり、太鼓の音の大きさと迫力にびっくりしたり…。中でも、かたつむりのような形の金管楽器・ホルンは音を出すのが大変です。プロのホルン奏者に指導してもらい、なんとか音が出るようになるとホッとした表情になりました。
今日はこのあと、オーチャードホールで東京フィルハーモニー交響楽団の定期演奏会が開かれます。子どもたちはホールの客席に移動し、リハーサルを見学させてもらいます。リハーサルの前には、海外で活躍する若手日本人コンダクターであり、今回初めて東京で指揮をするというケンショウ・ワタナベさんの貴重な話も聞くことができました。

東京フィルハーモニー交響楽団のリハーサルを見学

東京フィルハーモニー交響楽団のリハーサルを見学

シューボックス型という造りのオーチャードホールは、重厚で豊かな音場が特徴の日本を代表するコンサートホールです。リハーサルは、小さな音出し(チューニング)から始まりました。会場内の照明が落とされ、楽器の音がだんだんと重なっていくと緊張感が高まります。
本番では途中で演奏がストップすることはありませんが、リハーサルでは“曲を止めて確認する”ということを繰り返します。普段は見ることのできないプロの練習風景。子どもたちは先ほどの楽器体験で、鳴らすだけでも大変なのを実感したばかり。ステージ上で楽器を自由自在に操る演奏者たちのリハーサル風景を真剣な表情で見つめていました。
楽器に親しみ、プロの演奏を聴いた今日の体験プログラム。楽器や音楽への興味がさらに膨らんだ一日となったようです。

参加してくれた
子どもたちの声

いろいろな楽器を見たり、楽器に触ることができて、ホースホルンも作れたのでうれしかった。
楽器の鳴る仕組みなどがよく分かった。

参加してくれた
ご家族の声

息子が真剣に楽器演奏の練習をしていて、すてきだなと思った。
プロの方のお話と演奏が聞けて良い体験となった。

担当者の声

Bunkamura 担当者

お子さまたちの素直で真剣な姿がとてもまぶしかったです。プロの演奏者の話を聞いたり、直接レクチャーを受けたり、一緒に楽器に触ったりする機会はなかなかないことだと思います。今日の体験をきっかけに、楽器や音楽に興味を持ってもらえたらうれしいです。
(Bunkamura マーケティング部 広報室 相田)