10 電車の運転や修理を体験しよう!
「東急テクノシステム」は、運転シミュレータ体験や、東急電鉄の車両修理見学・体験、鉄道模型を使用したITV装置体験など、電車にまつわるさまざまな体験コースを開催しました。
- 日時
- 2019年11月23日(土・祝)10:00~12:00
- 会場
- 長津田工場
- 最寄駅
- こどもの国線恩田駅
- 主な内容
- 運転&車両修理体験
- 募集人数
- 12組24名(小学校全学年対象)
本格的な運転シミュレータで電車の運転に挑戦
今日は鉄道の安全運行を支えるさまざまな技術について学び、体験します。会場に集まった子どもたちは2つの班に分かれました。最初に電車の運転に挑戦する子どもたちは運転シミュレータの前に移動。運転席に座って、目の前の大きなモニターに映し出される風景を見ながら、マスター・コントローラー(運転ハンドル:マスコン)を操作します。マスコンは、手前に引くとスピードが上がり、奥に押すとブレーキが掛かる仕組みです。
子どもたちは本物さながらの運転体験に夢中です。モニターに表示された駅の「ストップ」の位置に合わせて電車を停めました。慣れない操作に戸惑う子もいましたが、スタッフのアドバイスを受けて運転するうちに、みんな腕前が上がっていきました。
ホームの安全を監視するITV装置について学ぼう
続いては、駅の安全を守るITV装置の体験です。ITV装置とは、ホームに設置されているビデオカメラやモニターなどからなるシステムのこと。電車の安全運行のために、列車に乗り降りする乗客の様子を車掌さんがチェックする際に使う重要な装置です。
今日は模型を使ってこれを再現します。モニターにはビデオカメラで撮った電車の模型が映っています。子どもたちはスタッフに教えてもらいながら、ビデオカメラの画角とピント位置を操作。電車がはっきりと見えるように調整しました。
モニターは従来の横型と、新しい縦型があります。縦型は画面がきれいで、ホームの奥まで見通せるなど、安全のための改良が施されていることも学びました。
本物の電車が修理される様子を見学
子どもたちは電車が修理される様子も見学しました。工場内で修理中の車両に乗り込むと、座席や天井の一部などが取り外されています。みんな普段は見られない電車の仕組みを興味深そうに眺めたあと、運転席に座り一人一人記念撮影をしてもらいました。工場の外に設置された車両のモックアップではドアの開閉操作を体験。盛りだくさんの内容に子どもたちは大満足でした。
最後にスタッフから「未来の鉄道メカニック」認定証をもらい、本日のプログラムは終了です。電車の安全運行を支える大切な仕事について、体験を通して学ぶことができた貴重な一日となりました。
参加してくれた
子どもたちの声
参加してくれた
ご家族の声
担当者の声
私たちのコースでは運転シミュレータやドアの開閉など、さまざまな体験をご用意しています。お子さまがそうしたものに興味を持たれ、電車の仕組みをひとつでも多く覚えて帰っていただければと考え開催しています。本日の体験をきっかけに東急電鉄のファンになってもらえるとさらにうれしいですね。
(東急テクノシステム 交通事業本部 清髙)