第10回とうきゅうキッズプログラム

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東急線の
駅員さんになってみよう!

東急電鉄

電車の運転士・車掌を養成する東急教習所と、駅係員の研修を行っている育成センターで、職業体験プログラムが開催されました。いつも乗っている電車の運転士さんや車掌さん、駅員さんは、みんなここの卒業生です。小さな運転士さん、駅員さんはどんな体験をしたのでしょうか。

駅係員体験・電車内見学
日時
2016年12月23日(金・祝)10:00~12:40
会場
東急電鉄 東急教習所
最寄駅
東横線・目黒線元住吉駅
主な内容
駅係員体験・電車内見学
募集人数
20組40名

本物そっくりのシミュレーターで車掌業務を体験

車掌業務を体験

今日は3つの班に分かれていろいろな鉄道業務を順番に体験します。最初に車掌業務に挑戦する班は、車両とホームを模した車掌シミュレーターがある部屋へ。ここで本物の車掌さんに教えてもらいながらドアの開閉を行います。まずは電車が駅に到着したのを確認してドアをオープン。お客さまの乗降とホーム上の安全を確認したら、ドアが閉まることを伝えるベルを鳴らしてドアをクローズ。続いて運転士さんに発車してもよいことを伝えるブザーを鳴らしました。
少し複雑な手順にとまどい気味の子もいましたが、ひとつひとつの作業を丁寧に教えてもらい、みんな無事に業務を遂行することができました。

あこがれの運転士の席に座って記念撮影

運転席に座って記念撮影

次は車庫に移動し、本物の電車を見学します。車両に乗り込んだ子どもたちは、乗務員の帽子とジャケットを身に着け、親子一組ずつ運転室へ。普段は近づけない電車の運転台を間近で見られるとあって、みんな大喜びです。運転席に座って、思い思いのポーズで記念撮影をしました。
運転士気分を満喫したら、車両の中を自由に動き回ってあちこち観察したり、教習所にとまっているいろいろな電車を車窓から眺めたり。子どもたちはもちろん、お父さんやお母さんたちも楽しそうです。

券売機や改札機を使って駅係員の仕事を学ぼう

券売機や改札機を使って駅係員の仕事を学ぶ

本物の券売機や自動改札機が置かれた部屋では、駅員さんの仕事を勉強しました。券売機の説明を聞いたあと、機械の裏側に移動。券売機にお釣りがセットされている様子や切符を印刷するロール紙などを見学。自動改札機のところでは、カバーを開けて複雑な機械の中を切符が通る様子を見せてもらったり、券売機で切符を買って改札を通る体験をしたり。実際に駅で使われている設備にふれながら、機器の仕組みや駅員さんのさまざまな仕事について学びました。
体験終了後に設けられた質問タイムには、子どもたちからの質問が多数。鉄道の仕事に対する興味がさらにふくらんだ一日となったようです。

参加してくれた
子どもたちの声

車掌シミュレータが体験できて、とても楽しかったです。(小学5年生 男の子)
自由にキップを買えたり、シミュレーションで体験できたので、とても楽しかったです。また、来たいです。(小学5年生 女の子)

参加してくれた
ご家族の声

本物を実際にみたり、さわったりできて良い体験になりました。
私自身も子どものとき電車か好きだったので、親子ともに満足です。

担当者の声

東急教習所 担当者

一人でも多くのお子さまに電車のことを好きになっていただき、さらには東急電鉄のファンになっていただければと考え開催しています。今回もそうですが、最近は女の子の参加者が多く、電車に興味を持ってくれる女の子が増えているようで、うれしく感じています。男の子はあいかわらずスイッチや機械が好きな子が多く、こちらも頼もしく拝見していました。本日参加してくれたお子さまの中から、いつか教習所で会える子が出てくれれば嬉しいですね。
(東急教習所 教師 今村)