第10回とうきゅうキッズプログラム

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建築家と夢の
おうちをつくろう!

東急電鉄(協力:ハウスクエア横浜 講師:建築家 寺崎悠真)

住まいと暮らしに関する無料相談窓口である「東急電鉄 住まいと暮らしのコンシェルジュ」は、「建築家と夢のおうちをつくろう!」を開催しました。参加した子どもたちは「ハウスクエア横浜」 にある「住まいづくり体験館」で重い装具を身に着けてお年寄りや妊婦さんの体と同じ状態を体験し、そこから学んだ家族みんなが安心して暮らせる家づくりのポイントをいかして、「夢の家、ミニチュアハウスづくり」にチャレンジしました。子どもたちの創造力や独創性を引き出してくれたのは、建築家の寺崎悠真先生。子どもだけでなく、お父さんお母さんもあらためて「家」について考える、有意義な時間になったようです。

 ミニチュアハウスづくり
日時
①2016年12月3日(土)12:30~17:00
②2016年12月4日(日)12:30~17:00
会場
ハウスクエア横浜
最寄駅
横浜市営地下鉄ブルーライン中川駅
主な内容
ミニチュアハウスづくり
募集人数
各回15組30名

お年寄りや妊婦さんになって、家づくりのヒントを見つけよう

お年寄りや妊婦さんの体を擬似体験

今回のミニチュアハウスのテーマは「大好きな人と暮らす小さなおうち」。家族みんなが快適に住める家をつくります。まずは、ハウスクエア横浜内の住まいづくり体験館で、体を動かしにくい高齢者や妊婦さんの立場から快適な家のヒントを探りました。子どもたちは、重い装具や目が見えにくくなるゴーグルを身に着け、館内のスロープを歩いたり、お風呂に入ったり。家の中のどんなところが不自由なのかを体感しました。「お風呂には手すりがあったほうがいいね」「トイレの便座は電動式で上がり下がりしてくれるとラク」など、家づくりのアイデアをたくさん思いついたようです。

どんな家にしよう? 親子で協力してミニチュアハウスづくり

ミニチュアハウスづくり

続いてはいよいよミニチュアハウスづくりです。最初に、30センチ四方の土台の上にどんな家を建てるのかを、建築家の寺崎先生やスタッフにアドバイスをもらいながら、お父さんやお母さんと一緒に考えます。構想が固まったら、会場に用意されたさまざまな素材や道具を使って家づくりを開始。
1階がサッカー場になっている家、芝生の屋上がある大きなタワー型の建物など、子どもたちの発想はどれもユニーク。お年寄りが使いやすいように、階段部分がゆるやかなスロープ状になっている家も。住まいづくり体験館での学習がしっかりといかされています。

みんなの家をつないで、ひとつの街ができたよ!

ミニチュアハウスが完成

終了時刻まではあと少し。寺崎先生から「時間を15分延長しよう」とアナウンスがあると、作業に熱中する子どもたちは最後の仕上げを急ぎます。
家ができたら、親子で一緒に写した写真の切り抜きを好きなところに飾って、ミニチュアハウスの完成です。みんなの家を床に並べ、そのまわりに道路や線路を設置。子どもたちの思いがつまった夢の街ができあがりました。
今回つくったミニチュアハウスは、2016年12月10日(土)~18日(日)に、「東急電鉄住まいと暮らしのコンシェルジュ たまプラーザ テラス店」に展示されました。

参加してくれた
子どもたちの声

家を自分で自由に考えてつくれるのが、おもしろかった。街をつくるとき、どのように家を建てたらいいかを考えられた。(小学4年生 男の子)
家を想像しながらつくる作業は、とても楽しかったです。(小学6年生 女の子)

参加してくれた
ご家族の声

想像以上に本格的な家づくりを体験できました。最後にみんなの家を集めて街づくりをしたこともおもしろかった。
いろいろと材料がそろっていて、サポートスタッフも多く、子どもが考えながら、相談しながら工作ができたので良かったと思います。

担当者の声

東急電鉄 担当者

東急電鉄は、鉄道だけではなく、家づくりや街づくりも大事にしています。将来、東急線沿線に住みたいと思ってくれたお子さまたちが、家を建てたり設計したりすることに興味を持つきっかけになればと考え開催しています。お子さまはもちろん、保護者の方も一緒になって夢中になる姿がとても印象的でした。親子がコミュニケーションを取る場を提供できたという意味でも、やってよかったなと感じています。
(東急電鉄 住まいと暮らしのコンシェルジュ たまプラーザ テラス店店長 唐鎌)