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別所線沿線の環境保全活動、地域と一体で進めています。(上田電鉄)

自然環境への配慮
ポスター(別所線沿線の環境保全活動、地域と一体で進めています。)
別所線沿線の環境保全活動、
地域と一体で進めています。
長野県・上田駅から別所温泉をつなぐ別所線を運営する上田電鉄は、
地域の皆さまと一体となり環境保全に取り組んでいます。
地元行政や地域の皆さまと連携しパーク&ライドやレンタサイクルを
整備することで、環境にやさしい電車の利用を呼びかけています。
また、昆虫や花などのラッピング電車を運転することで、
環境保全の大切さを伝え、沿線の皆さまと共に
植栽・緑化活動等も積極的に行っています。
さらに、鉄道車両や枕木のリユースにより産業廃棄物も削減しました。
上田電鉄は今後も地域と一体となり環境保全に取り組んでいきます。

Comment

地方鉄道の輸送人員が減少傾向の中、長野県上田駅から別所温泉駅をつなぐ上田電鉄別所線は2012年度から前年度比で増加に転じ、2016年度は15年振りに輸送人員が130万人台を回復しました。その利用者増加の背景には、地域と一体となって取り組む環境保全活動があります。

例えば、地元行政や地域の皆さまと連携して、駅近くの駐車場に無料でクルマを停めて電車を利用していただく「パーク&ライド」の取組みやレンタサイクルの整備などです。また、地元長野県出身の画家・原田泰治さんによる昆虫や花のイラストなどのラッピング電車「自然と友だち号」を運転することで、環境保全の大切さを伝えるとともに「環境にやさしい電車」の利用を呼びかけています。沿線企業や地域のボランティアの皆さまと連携した植栽・緑化活動や清掃活動、地元の子供たちの自然環境を守り大切にしていく心を養う環境保全イベントなども実施しています。

また、上田電鉄別所線では廃棄物削減を目指し、東急電鉄の協力のもと鉄道車両やコンクリートの枕木などをリユースしています。この枕木のリユースにより約19.4t(2016年度)、リユースした5編成の鉄道車両の導入により約323.5tの産業廃棄物の削減につながりました。

2016年の上田交通創立100周年を記念し、「これまでも、これからも地域とともに」という決意の証として、別所線沿線に100本のハナミズキを植樹しました。この想いを、ずっと先の未来までも枯らさぬよう、今後も地域の皆さまと一体となって、さまざまな環境保全活動を継続していきます。

リユース車両にラッピングを施す様子「まるまどりーむ号」

ラッピング前
ラッピング作業中
完成

原田泰治氏デザインによるラッピング車両「自然と友だち号」

コンクリート枕木に交換
木の枕木を、リユースしたコンクリート枕木に交換