広告シリーズ「WE DO ECO.」ギャラリー

材料は、古い駅舎と多摩の木。
環境を考えた新しい出発です。(東京急行電鉄)

自然環境への配慮
ポスター(材料は、古い駅舎と多摩の木。 環境を考えた新しい出発です。)
材料は、古い駅舎と多摩の木。
環境を考えた新しい出発です。
東京急行電鉄が進めている「木になるリニューアル」は、
88年の歴史を持つ戸越銀座駅の駅舎を、
多摩産木材などでリニューアルするプロジェクトです。
ホームの屋根やトイレなどを木造で建て替え、
旧駅舎の木材は地元の小学校や地域に還元。
CO2を減らし、林業の再生にもつながります。
生まれ変わった環境にやさしい駅舎から、
人と自然の新しい関係がはじまります。

Comment

開業88年を迎えた東急池上線の戸越銀座駅。その歴史ある木造駅が、新たに生まれ変わります。「木になるリニューアル」と題したプロジェクトで、多摩産(東京都あきる野市)の木材と旧駅舎材を使用。老朽化したホームの屋根やトイレを建て替え、駅舎の内外装をリニューアルします。

木造でリニューアルすることで、建設時に発生するCO2を鉄骨造に比べて約103.5t、炭素固定化※により約69t削減することができます。さらに東京・多摩産の木材を使用することで、環境負荷の低減と、地元の林業活性化にも貢献します。また、1927年当時から駅を支え続けた木材は、たくさんの思い出がつまった貴重な木材です。これらは新しい駅舎の一部に使用するほか、地元の小学校や地域に還元します。

駅は、人と地域をつなぐ大切な拠点です。新しい戸越銀座駅が、地域の皆さまの交流を活性化し、また自然を想う気持ちを育む場所となるため、さまざまな取り組みを行っています。たとえば、温もりある木製のベンチ。池上線の代名詞とも言える木製ベンチを、地域の皆さまと協力して復活させ、駅構内に設置します。また、林業や地球環境への関心を高めるため、地域の皆さまと木材の原産地ツアーを実施するなど、学びの場づくりを行っています。

環境にやさしい駅舎に生まれ変わった戸越銀座駅。温かみのある「木の駅」として、次の時代も人と街をつないでいきます。

※光合成により大気中のCO2を吸収した樹木を、木材や木製品として利用することで、CO2を炭素として固定します。木材建築は、鉄骨造に比べて4倍の炭素を固定できます。

生まれ変わった戸越銀座駅
「木になるリニューアル」で生まれ変わった戸越銀座駅
リニューアル前の戸越銀座駅
リニューアル前の戸越銀座駅
木材
多摩産の木材
旧駅舎材
旧駅舎材