広告シリーズ「WE DO ECO.」ギャラリー
そば等の残りを堆肥に再資源化し食品リサイクルを推進(東急グルメフロント)
薬味のネギもその成果です。
食品廃棄物を資源として活かす活動を始めています。
「しぶそば」4店舗※から出る、そばや野菜くずなどのうち、
年間約5トン分を農業用堆肥に再資源化。
この堆肥で育てたネギを昨秋に収穫して店舗で提供し、
食品リサイクルループを完成させました。
今後は通年での循環を目指し、こうした活動を
他の食材にも広げることを検討中。
これからも、「食」を通じて環境と社会に貢献していきます。
- ※市が尾店・長津田店・菊名店・青葉台店
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東急線沿線でファストフード、ベーカリー、レストラン、カフェ、そばなど飲食店57店舗(2012年2月現在)を展開する私たち東急グルメフロントは、2010年に農林水産省「食品 リサイクルループ構築促進事業」を受託し、新しい食のエコ活動を進めています。
それは東急線の駅構内で運営する飲食店「しぶそば」4店舗から出る食品廃棄物を農業用堆肥として活用するというものです。
「しぶそば」市が尾店・長津田店・菊名店・青葉台店の4店舗から出る食品廃棄物(そば・ 野菜くず・天ぷらかすなど)は、年間約38.5トン。
各店舗ではこれらを完全に分別し、そのうち約5トン分が、循環型リサイクルに取り組む食品残さ回収業者に運ばれ、そこで農業用堆肥として再資源化されます。
土中の微生物の働きを促すこのリサイクル堆肥を使って、神奈川県内の提携農家で長ネギを育ててもらいました。2011年秋には店舗スタッフも参加して収穫。
2012年1月まで、「しぶそば」3店舗(市が尾店・青葉台店・中央林間店)で、おいしいそばに添える“薬味のネギ”としてお客さまにご提供することができました。
店舗で出た廃棄物がエコな循環を経て、食材に生まれ変わり、再び店舗に。
ここに、一つの「食品リサイクルループ」が完成しました。
今回はネギだけの取り組みのため、ご提供できる季節が限られていましたが、こうした活動を他の食材にも広げることができれば、1年を通した循環が実現します。
地域に根ざした循環型の食品リサイクルを行うことは、輸送にかかるエネルギーをおさえられるなどの利点もあります。
これからも私たちは地域の皆さまと協力し、食品リサイクル率の向上に取り組み、さらにリサイクルループの輪を広げていきます。