広告シリーズ「WE DO ECO.」ギャラリー

赤坂の中心地に、約60種の山野草を植栽した緑の空間を創出(東急不動産)(石勝エクステリア)

緑化活動
ポスター(赤坂の中心地に、約60種の山野草を植栽した緑の空間を創出)
ビル街に「野に咲く花の回廊」。
生き物たちと、育てていきます。
赤坂見附駅前の「東急プラザ 赤坂」。赤坂御用地や日枝神社の森に
隣接したこの建物で、新たな都市緑化の試みが始まっています。
二階に延びる200mの歩行者回廊に立方体の緑化プランターを並べ、
在来種の草花を植栽。つる性植物を絡ませた緑のカーテンも設け、
里山で見られる多種の草花が四季折々に咲く空間が生まれました。
草花の実や蜜を求めて鳥や蝶が近隣の森から
飛来し、地域の生物多様性保全にも貢献。
緑をつなぎ、人も生きものも共に憩う
「野に咲く花の回廊」を育てていきます。

Comment

 東京メトロ赤坂見附の駅前にあるホテル融合型商業施設「東急プラザ 赤坂」で、新たな都市緑化の試みが始まっています。二階に延びる全長約200mのオープンコリドール(歩行者回廊)に立体型の緑化プランターを並べ、日本在来の約60種類の山野草を植栽。つる性の植物を絡ませた緑のカーテンも設け、四季折々の花が一年中咲く空間を創出しました。

 立体型の緑化プランターは、多面植栽が可能なものを採用。平面植栽に比べて、植えられる面積を約2~3倍に増やすことができるため、より豊かな緑量を維持できます。

 回廊に日陰を生むようにつくられた緑のカーテンには、つるが絡まりやすい素材と形状を使用。緑が生い茂るメッシュフェンスと相まって、自然に囲まれた心地よい環境が誕生しました。

 これらは既存の建物に大規模工事をすることなく、限られたスペースに自然を育む、都心ならではの新しい工法です。都市緑化において非常に有効との評価を受け、「第13回屋上・壁面・特殊緑化技術コンクール 都市緑化機構会長賞」を受賞しました。

 緑化された回廊は、都市生活者が間近に植物や生きものと触れあえる心の休憩所としての役割だけではなく、近隣の皇居や赤坂御用地、日枝神社の森などの緑地を渡る鳥と蝶の中継地点としても機能し、生物多様性の貢献にもつながるものと期待されています。都市において間近に自然を感じられる場所として人と生きものの憩いの場になりつつある「野に咲く花の回廊」を、これからも育てていきます。

東急プラザ赤坂
東急プラザ 赤坂
仕組み
立体型緑化プランターの仕組み
立体型緑化プランター
野の花が咲く立体型緑化プランター
緑のカーテン
緑のカーテン