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〈東急百貨店〉

デパートの屋上で、お米づくり。
環境を守る気持ち、子供たちと。

東急百貨店本店の屋上には、約30m2の水田があります。
ここは、渋谷の小学生たちが自然とふれあえる場所として
生まれました。子供たちは農場や企業の専門家から田植えや
稲刈りを教わり、農業を体験。仙台市の協力で届いたお米の苗を
自ら育て、収穫し、食べる経験を通じて、自然の大切さを学びました。
さらにこの水田は、都会の中でメダカやトンボなど多様な生物の
住みかとなる役割も担っています。
私たちはこれからも、地域の皆さまとつながり、
渋谷から環境を考えるきっかけづくりを進めていきます。

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東急百貨店本店(以下、本店)は2017年5月、渋谷の子供たちが都会の中で自然とふれあうことができる場所として、屋上の一角に約30m2に渡る水田を設置しました。そのきっかけとなったのは、本店開店50周年企画のひとつとして実施した「渋谷の未来」を描く絵画コンクール。渋谷区在住・在学の多くの小学生が応募し、寄せられた283点の作品の半数以上に自然が描かれました。このことから、子供たちが渋谷の未来に求めているのは「自然」であることが浮き彫りとなりました。

そこで、かねてから交流のあった仙台市との協力のもと始まったのが、「東急百貨店本店農業プロジェクト」です。本店屋上の一部を更地にして、水田を設置し、近隣小学校の生徒を農業体験に招待しました。子供たちは、仙台市と吉本興業株式会社が連携して実施している地域活性化事業「農業で住みます芸人in仙台」より提供された「ひとめぼれ」の苗を使って、田植えや稲刈り、かかし作りなどを体験。株式会社柏染谷農場と総合サービス企業シダックスグループが運営するシダックスエコファームの指導のもと、一生懸命取り組みました。また、仙台農業協力隊員である吉本興業所属タレントの方々も農業体験に加わり、慣れない農作業も楽しく積極的に学ぶことができました。収穫したお米の実食体験も行い、自然とふれあうだけでなく、食の尊さも学ぶ貴重な機会となりました。

さらにこの水田は、都市部では珍しくなったメダカやトンボなど多様な生物の住みかとなり、生態系、生物多様性の保全の一助にもなりました。また、植物の蒸散作用により、暑い夏でも心地よく過ごせる空間をつくるとともに、ヒートアイランド現象の緩和に役立つことも期待できます。

私たちはこれからも、近隣学校や事業者、そして地域の皆さまとつながり、渋谷から環境を考えるきっかけづくりを進めていきます。



東急百貨店本店屋上の水田


「渋谷の未来」を描く絵画コンクール
最優秀賞作品「渋谷の森」


最初は恐る恐る、初めての田植えを体験(2017年6月撮影)


事故のないよう注意点の説明を受け、実際に稲刈りを体験(2017年10月撮影)

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