オーケストラと「第九」を歌おう!

子どもたちの夢がふくらむイベントが、Bunkamuraオーチャードホールで開催されました。普段は見ることのできないリハーサルの見学や、ステージ上でフルオーケストラ・合唱団と一緒に歌う合唱体験をしました。本物のオーケストラを前に子どもたちの目が輝いていました。

プロの歌手に歌の基本を教えてもらおう

今日はプロのオーケストラ・合唱団のリハーサルに加わり、オーチャードホールの舞台でベートーヴェンの「交響曲第九番」を合唱します。
歌を指導してくれたのはバリトン歌手の浅井隆仁さん。子どもたちは最初に声の出し方を習いました。左右の足を肩の幅に広げて立ち、胸を張り、目線を上げて歌うと声がよく響くのだそうです。続いては、ドイツ語に読み仮名が振られた「第九」の楽譜を見ながら歌詞を音読します。舌を巻いて発音するとドイツ語らしく聞こえることなどを学んだら、いよいよ合唱の練習です。姿勢を正し、繰り返し歌う子どもたち。次第にみんなの声が練習会場全体に響き渡るようになりました。

東京フィルハーモニー交響楽団のリハーサルを見学

練習が終わったら、オーチャードホールに移動し、東京フィルハーモニー交響楽団のリハーサルを見学しました。客席に座り、目の前で繰り広げられる本物のオーケストラの演奏にじっと耳を傾ける子どもたち。このあと自分たちもリハーサルに参加させてもらいます。しばらくすると演奏が先ほど練習した合唱部分に差し掛かりました。子どもたちは「第九」の楽譜を見直しながら、プロの歌手たちが合唱する様子を真剣な表情で見つめています。自分たちが歌う時間が近づいてきました。

オーチャードホールでプロと一緒の合唱体験

子どもたちは舞台に上がり、合唱団の列に入れてもらいました。ついに“本番”のスタートです。大ホールの舞台の上で、最初はなかなか声が遠くに届きません。指揮者のクリスチャン・バスケスさんから、「楽譜を見ないで視線を上げて歌うこと」「『第九』の合唱は歓喜の歌だから幸せな気持ちで歌うといいよ」といったアドバイスをもらうと、子どもたちの声がホールいっぱいに届くようになりました。
合唱は大成功! 大役をこなした子どもたちの表情は晴れやかです。浅井さんからも、「回数を重ねるごとに声がどんどん響くようになりましたね。皆さんの舞台を見ていて興奮しました!」と褒めてもらいました。最後に「第九」の楽譜をお土産にもらった子どもたち。プロのオーケストラ・合唱団と歌った今日の体験は忘れられない思い出になったようです。

参加してくれた子どもたちの声


はじめてのドイツ語の歌詞で難しかったけれど、オーケストラと合わせられてうれしかったです。(小学4年生 男の子)

もっと歌をがんばろうと思いました。オーチャードホールは響きが良かったです。(小学4年生 女の子)

参加してくれたご家族の声

プロの声楽家に歌を教えてもらい、オーケストラと一緒に舞台で「第9」を歌うという、なかなかできない貴重な経験をさせていただきました。ありがとうございました。

先生の指導が素晴らしく、最初モゴモゴしていた息子も本気になっていました。リハーサルを聴けたのも含め、他で体験できない2時間でした。

今年は最初から大きな声で歌ってくれるお子さまが多かったのと、全く楽譜を見ないで歌える子が何人かいたのに驚かされました。そうした子が周りを引っ張って、皆がつられて全体的に大きな歌声になっていたように思います。大ホールのステージに立つと緊張してしまうと思うものですが、それをはねのけるように一生懸命歌っている様子を見て、こちらもうれしくなりました。今回の経験がクラシック音楽を聴くきっかけになれば幸いです。
(Bunkamura マーケティング部 広報室 相田)

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