

「番記者」とは、特定の団体や人物に張り付いてコメントや情報を集め記事にする、新聞や雑誌、テレビなどの記者のことです。今日は、横浜FCの選手たちに密着する「番記者」と新聞制作の体験です。フリーライターの佐藤さんから、「興味を持って、恥ずかしがらずに質問することが大事」とインタビューのコツを教えてもらいました。グラウンドで、試合を翌日に控えた選手たちの練習を見学しながら質問を考えます。「思い付いたことをどんどんメモしよう」とアドバイスを受けると、ノートいっぱいに質問を書き込みました。
練習を終えた選手に、番記者の仕事のひとつ、「囲み取材」をします。文字通り、一人の選手を複数の記者が取り囲んで取材を行います。自分で質問するのはもちろん、ほかの“記者”との質疑応答もメモを取り、限られた時間の中で、効率よく記事のネタを集めていきます。今回インタビューを受けてくれたのは、フランサ選手、中野洋司選手、三浦知良選手。最初は恐る恐る手を挙げていた子どもたちですが、慣れるにしたがって、「戦ってみたいチームは?」「ゴールを決めたときの気持ちは?」など、次々と質問が飛び出し、選手たちからたくさんのコメントを聞き出すことができました。取材後には、3選手のサイン色紙をプレゼントしてもらいました。
お昼は、選手たちと同じランチメニューをいただきました。じつはこれも記事を書くための大事なネタのひとつ。サッカー選手にとっての食事は「体づくりの一環」であることを聞き、しっかりとメモしました。午後からは新聞制作。まずは印象に残ったことを書き出し、記事の内容をノートにまとめていきます。最初はちょっと苦戦し、なかなか手が進まない子も。お父さんやお母さんにアドバイスをもらい、がんばって記事や見出しを考えます。配られた用紙にレイアウトを工夫しながら記事を書き終えると仕上げの色付け作業へ。見出しや背景、イラストなど、色エンピツを使って上手に色を塗りました。締め切り時間までには、インタビュー中心の長編記事、「横浜FCの秘密公開!」といった興味深いタイトルのもの、カラフルなイラストを描き込んだ漫画風のものなど、それぞれの子どもたちの個性が光るオリジナルの新聞ができあがりました。
選手にインタビューできたのも、記事をつくることができたのも、全部楽しかった。今日体験した新聞記者を、将来またやってみたいです。
(小学1年生 男の子)
新聞をつくるのは大変でした。でも、サッカー選手が練習しているところを見られたり、インタビューできたのが楽しかったです。
(小学3年生 女の子)
新聞づくりではアイデアを出し合ったりと、親子での共同作業ができたのがよかったです。子どもだけでなく、親も興奮するほど楽しいイベントでした。
囲み取材は難しそうでしたが、本人なりに一生懸命できたようで、貴重な経験になったと思います。家族みんなサッカー好きなので、選手を間近で見られてよかったです。